第二新卒の転職に学歴が必要ってホント? 2018.02.20
第二新卒としての転職に学歴は必要になるのかというのは気になるポイントですよね。
特に学歴にあまり自信がないという人は転職に踏み出せずにいるという方も多いのではないでしょうか。
このページでは第二新卒歓迎の求人の中でも学歴が必要になるものがどれなのか。また、学歴がない人でも第二新卒としての転職を成功させられる理由など詳しくご紹介します。
学歴が必要になる第二新卒転職の特徴とは
まずは、学歴が必要となるのはどんな第二新卒転職なのかというポイントからご紹介したいと思います。
人気の大企業など
いわゆる学歴フィルターが実施されるのは採用にかけるコストを減らすためです。採用枠の何十倍もの応募者を相手にしていたら時間もお金もかかってしまいますから学歴でフィルターをかけているということです。
高学歴だから生産性が高いということではありませんが、知識量や思考力からして能力が高そうと判断されるわけです。
そのため、大企業など人気の第二新卒歓迎求人では書類選考を突破できないということがでてくるでしょう。
また、特定の条件を満たした人だけに紹介される非公開求人というケースであれば、そもそも求人を知ることができないということも起きるのです。
新卒と同じ枠で採用される時
最近では新卒採用も柔軟になってきたので、卒業から3年以内の第二新卒や既卒の人などを含め3月卒業見込み以外の人材を新卒として採用する流れが増えてきました。
そうした採用を目指す第二新卒の場合、大量の新卒と枠を競うことになります。こうしたケースでも、応募者が多くなりがちなので学歴によって転職が不利になることがあるでしょう。
30代の転職であればスキルを活かして転職することができますが、第二新卒はポテンシャル採用ですから学歴があるほうが有利に進む場面も多くなっているのです。
高学歴=有利ではない。
ただ、注意したいのは高学歴が有利というとは言い切れない点です。もちろん、国立大卒や有名私立大卒であればいい求人情報を見つけられる可能性や面接へ進める可能性は高まるでしょう。
しかし、面接まで進んでしまえば周りも似たような経歴を持った人になってしまいますから、学歴はアピールポイントにはならないのです。
しっかりと面接対策を通じて、志望動機などを用意しておくのが大切でしょう。
学歴がなくても安心!第二新卒で転職できる理由
紹介してきたように、学歴がないと第二新卒としてでも採用されることが難しいという企業が存在しているのも事実です。しかし、第二新卒歓迎求人の多くが学歴を問わないのもまた事実です。
そこで次に学歴に自信のない方でも転職を成功させられる理由をご紹介したいと思います。
若手を欲している企業は多い
先ほど紹介したとおり、フィルターが発生するのは採用を円滑にすすめるために必要だからです。
企業の名前が知れ渡っているような大企業であれば応募者を集めることも難しくありませんが、中小企業やベンチャーなどはそうはいきません。
そうしたあまり有名でない企業であれば応募者が集まりすぎて採用に手間がかかりすぎるということはありませんから、とりあえず面接をしてみようと判断されやすいのです。
このため学歴で足切りをするようなことはなく、面接などを通じて適性を見るという会社もたくさん存在しているのです。
そして、事業規模は小さくても福利厚生など含め労働環境の良い会社はたくさんあります。そうした掘り出し物と呼べる求人を見つければ転職を成功させられるでしょう。
学歴よりも社会人経験が大事
まったく実務経験がなければ、とりあえず学歴が高いほうを採用しておくほうが無難な選択と言えます。ですから新卒採用における学歴は重要になってしまいます。
しかし第二新卒の皆さんは社会人経験をアピールできるのが特徴です。
新卒採用と比べると第二新卒を含め中途採用はスケジュールに余裕があり、応募者が少ないので一人ひとりをしっかりと見ることができます。
新卒の時よりも書類選考を突破しやすいですし、面接でも実務経験をアピールできるので学歴の差を埋めやすいのです。
第二新卒向けのエージェントサービスを利用できる
また、新卒と違う点は転職活動であれば無料のエージェントサービスを利用できるということです。
学歴に自信がないという第二新卒や既卒の方を中心に支援してきた転職エージェントであれば、書類選考で落とされにくい履歴書の書き方や面接対策などを手伝ってくれるでしょう。
プロから学歴がない人の自己アピールのコツを聞ければ転職もスムーズに進むでしょう。
第二新卒として転職できるのは今だけ!
自分は学歴がないからスキルを積んでから転職したほうがいいと考えている人もいると思います。
ただ、将来的に転職が成功するのはスキルを積める職場にいればの話です。
もし、今の職場でスキルを積めないと感じるのであれば第二新卒としてのアドバンテージを活かして学歴不問の会社に転職したほうがよいでしょう。
みなさんが、第二新卒として満足のいく転職をできることを願っています。