第二新卒から貿易会社に転職するなら絶対抑えたいポイント 2018.11.16
今回はそんな第二新卒の方に向けて貿易会社に第二新卒として転職するメリットデメリットなど押さえておきたいポイントを徹底的にご紹介します。
第二新卒に貿易会社はオススメできる?
まずは、貿易会社が実際にどんなことをしているのかという点を明らかにしながら、第二新卒の転職先として魅力的なのかご紹介していきたいと思います。
グローバルな仕事に携われる
やはり、貿易業に携わる一番の魅力はグローバルな仕事に触れることができるということではないでしょうか。
扱っている商品は会社によって様々ですが、どの会社でも言えることが扱っている商品に関しては外国企業との取引があり、世界のマーケットの流れを見ながら仕事をしなくてはならないということです。
このスケールの大きさや英語力を生かせる環境にやりがいを感じることができる第二新卒の方にはとても魅力的な転職先と言えますね。
実は裾野が広い仕事
もちろん、直接交渉を担当したりする営業の方もいらっしゃいますが、貿易事務などバックオフィスの仕事で貿易に関わっている職種はとても多く、経験が無かったり、英語力にそんなに自信がなかったりという人も含めて、第二新卒からでも挑戦しやすい業界です。
また、グローバル化が進む中で貿易は、経済成長が滞っている近年でも拡大し続けています。将来の働き口という観点からいっても裾野が広い業界といえ、将来性も気になる第二新卒としては魅力的と言えるのではないでしょうか。
第二新卒歓迎の貿易関連求人の特徴とは
それでは次に、第二新卒歓迎の貿易関連求人の特徴から転職の難易度や転職後の年収などをより具体的にご紹介していきたいと思います。
決して狭き門ではない
貿易事務であれば海外の商法や日本の関税法などの知識がいりますし、営業であれば高い英語力が必要であるということから敷居が高いのではないかと感じている第二新卒の方も多いかもしれません。
しかし、実態としては貿易拡大を背景に未経験の人でも十分採用される可能性があります。
実際に転職サイトで求人数を検索してみると、『リクナビNEXT』で30件程度、『doda』で70件程度の第二新卒歓迎の貿易関連求人が公開されていました。
これは公開求人の数なのでエージェントに非公開で集まっている求人も足せば多くの選択肢があることがお分かりいただけるかと思います。
平均年収は450万円程度
先ほどご紹介した転職サイトに掲載されている第二新卒歓迎の貿易関連求人の半数近くが450万円以上の年収を提示しています。職種によっても大きくことなりますが、貿易業界は十分魅力的な年収水準と言えますね。
より細かな傾向としては、貿易事務だと300万円台の年収例が多く、営業職の方が経験を経るにつれてどんどんと給料が高くなっていくという仕組みになっているようです。
現職にもよりますが、年収アップを達成できるという第二新卒の方もいるでしょう。
勤務地は分散している
もちろん東京や大阪といった勤務地が多いのは貿易業でも例外ではありません。一方で、大都市でなければ転職できないかというとそうでもありません。
福岡を勤務地にしている会社もありましたし、航空輸送系の会社で成田空港付近を勤務地にしているということもありました。
東京以外での転職を希望している第二新卒にとっては魅力的な特徴と言えますね。自分が希望する勤務地に求人があるかどうか是非転職サイトで検索してみてください。
貿易会社で活躍できるのはこんな第二新卒
それではつぎに、貿易業界に挑戦すべき第二新卒はどんな人物なのか求人情報や業界の特徴から適性判断のポイントをご紹介していきたいと思います。
英語力は必須?
貿易業界への転職で気になるのはやはり英語力ですよね。たとえ事務でのサポートであっても、英語の文章を読む力が必要とされる場面が出てくることも考えられるでしょう。
求人を見ていると、TOEICなどの点数を出して必須要件としているものもあれば、英語スキルのある方は歓迎となっているものの必須とはなっていない場合もあります。
いずれにしても日々の業務の中で英語を使う場面があるでしょうし、苦手という方は貿易業界に向いていないかもしれません。
また、英語力に自信はないけれど貿易会社に挑戦したいという第二新卒の方は、法人営業の経験や、商材に関連する経験など他の適性をアピールする必要があるでしょう。
未経験なら成長意欲が一番大事
第二新卒歓迎求人であれば、経験はいらないだろうというは間違っていないのですが関連する物流業や営業での経験が歓迎されるのもまた事実です。
そうした、アドバンテージがない第二新卒の方は自分の成長意欲や吸収力の高さをしっかりとアピールすることが転職成功に向けて必要になります。実際に「意欲・向上心重視で選考」と書かれている求人もありました。
いままでに経験がないことも貪欲に吸収できるというのが一番の適性と言えますね。
第二新卒から貿易業界に挑戦しよう!
貿易業界は決して狭き門ではありまえんが、専門性が高いですから目指すのであればそれなりにやる気と覚悟がいるかもしれません。
しかし、努力に見合うやりがいを感じられる業界でもあります。気になっているという方は、未経験でも挑戦できる第二新卒の今のうちにぜひ挑戦してみてください。応援しています。