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第二新卒と既卒の違いを理解して転職成功!

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納得する若いビジネスマン

第二新卒と既卒は何が違うのでしょうか。

どちらもよく聞く単語ですよね。しかし両者には大きな違いが存在します。

今回はその違いや、第二新卒が既卒に勝つ方法まで、徹底的に解説を行っていきます。

転職のする上で、自分がどちらに属するのかを知っておくことは、とても重要です。

なぜなら、それにより転職の戦略が全く変わってくるからです。正しい知識を得て、第二新卒に有利な転職活動をしましょう。

第二新卒と既卒の違いを理解しよう

第二新卒と既卒の最大の違いは、正社員として勤務した経験があるかどうかです。大学や高校卒業後に1度でも勤務した経験があれば、既卒とは分類されません。

第二新卒は正社員経験が数年ある、求職者の事をさします。

それぞれについて詳しく説明していきます。

第二新卒とは

一般的に、大学などを卒業後、就職3年以内に離職し、転職活動をする若者をさします。

具体的には「大学卒業後就職し、1~3年後転職活動をする23~26歳程度の若者」です。しかし定義は明確には決まっておらず、派遣者員や契約社員として働いていた場合で正社員経験がない若者も含める場合もあります。

転職サイトを用いて、求人を検索する場合には、そのサイトが第二新卒をどのように定義しているかにも気をつけましょう。

現在、転職市場では若者のための求人が増えており、募集も多くあります。第二新卒を専門にしている転職サイトも存在しているので、よく探してみましょう。

既卒とは

大学や高校卒業後、一度も正社員として勤務したことがない方をさします。しかしこちらも明確な定義は決まっていないので、求人を探す際には注意しましょう。

では大学卒業後就職せずにバイトで生計を立てていたフリーターとは何が違うのでしょうか。

この2つには違いがありません。学校卒業後の就業経験のない方は、全て既卒と定義されます。

逆に、就業経験があり、一時的にフリーターとして働いている方は含まれません。

以上の説明で分かる通り、既卒という言葉の定義はとても広いです。転職する際に求人を探す場合には、その点に注意しましょう。

2017.07.24
第二新卒は既卒者とは違い、ある程度の仕事経験があります。その経験を活かせるような転職をするために、会社と第二新卒転職者、どちらのメリットデメリットも知っておく必要があるとは思いませんか?

第二新卒と既卒の応募する求人は同じ!?

既卒は第二新卒転職のライバルになる場合が多いです。

なぜなら採用枠が同じ場合が多いからです。

そもそも2つはどのような枠で採用されるのでしょうか。それぞれの枠について説明します。

第二新卒の採用枠

第二新卒が申し込むことができる求人は以下のようなモノがあります。

  • 「経歴不問」「未経験歓迎」などの文言がついた、既卒でも応募ができる若者向け中途採用求人
  • 「職務経験○年以上」などの数年の縛りがある若者向け中途採用求人

1つ目は申込み枠が同じになります。そのため第二新卒はライバルが増えます。

逆に2つ目の求人は、既卒は就業経験がないため、応募資格がありません。

しかし専門的な職務経験がある同年代の若者がライバルになる可能性があるので、一概にどちらの枠に申し込むのが良いかを言うことはできません。

既卒の採用枠

申し込むことができる求人は以下のような物になります。

  • 「経歴不問」「未経験歓迎」などの文言がついた、若者向け中途採用求人
  • 一部の新卒採用求人

第二新卒が申し込む枠と違うのは2番めのモノになります。

既卒は新卒採用枠にも申し込むことができます。

具体的に言えば、卒業後約3年以内ならば、7割ほどの企業が新卒採用枠への申込みを可能に設定しています。

しかしこの場合、年齢的にアドバンテージを持つ学生がライバルになるので、卒業後の未就業期間で何をしていたのかが、企業へアピールする上で重要になります。

第二新卒が既卒に必ず勝つ方法とは?

前述した通り、第二新卒と既卒は一部の採用枠でライバル関係になります。

では第二新卒が勝ち内定を得るにはどうしたら良いのでしょうか。

それには2つのことが重要になります。

  • 基礎的なビジネススキルがしっかり身についていることをアピールする。
  • 業務経験を元に志望理由を強化する

第二新卒が持つ最大のアドバンテージは基礎的なビジネススキルが身についているという点です。

新入社員に1通りのビジネスマンとしての経験を1から積ませるのは、会社からすると大きなコストのかかる作業です。

しかし第二新卒は前職の職場で経験を積んでいるため、育成コストをかなり削れます。コストパフォーマンスでは第二新卒が圧倒的に勝っているのは間違いないので、そこをしっかり押していきましょう。

次に重要なのが、業務経験をふまえて志望理由をしっかり強化していくことです。

就業経験がない既卒は、第二新卒に比べれば、キャリアを明確に描くことが苦手です。

そのため前職の経験から何を学び取り、「なぜ転職活動を行い」「なぜこの業界を選び」「なぜこの職種を選び」「なぜこの会社を選択したのか」をしっかり明確に説明できるようにしておきましょう。

それにより既卒に差をつけることができます。

第二新卒と既卒の違いを理解して内定をゲットしよう!

第二新卒と既卒の最大の違いは、就業経験があるかどうかです。

この違いをしっかり理解してから転職活動を行うことで、成功率をかなり高めることができます。

特に最後に説明した、第二新卒が既卒に差をつけるためにアピールするべきことは重要です。

自分のアドバンテージを最大限に転職活動に活かし、本当に行きたい企業の内定をゲットしましょう。

2017.07.24
第二新卒として転職したいけどどうしたらいいかわからない。転職エージェントが多すぎてどれを使ったらいいかわからない。そんな方に向けて第二新卒が必ず知っておきたいおすすめ転職エージェントをご紹介します。

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