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中小企業は第二新卒採用に積極的!大企業にはない魅力とは

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オフィスイメージ

第二新卒で転職をする多くの方は、理由なく大企業の内定を狙いがちです。

しかし本当に狙うべきなのは、中小企業かもしれません。なぜなら第二新卒に有利な転職先だからです。さらに大企業にはない多くの魅力を持っています。

深く考えずに、中小企業を選択肢に入れないで、大企業のみに絞ってしまうのは、本当にもったいないことです。

今回は第二新卒から見た中小企業の魅力を解説していきます。

中小企業は第二新卒の採用に積極的

中小企業は大企業に比べて、第二新卒の採用を強化しています。

そのため、なるべく早くに働き始めたい方にはうってつけの転職先になります。

なぜ彼らは第二新卒の採用を積極的に行っているのでしょうか。これからその理由を解説していきます。

第二新卒は内定辞退をあまりしない

就職市場において第二新卒の最大のライバルとなるのが、新卒採用組です。

しかし企業側、特に中小企業から見ると新卒採用には大きなデメリットが存在します。

それは新卒は内定の辞退率が非常に高いということです。

せっかく他の応募者を落として内定を出したのに、当の学生は大企業に就職してしまい一向に内定承諾者が出ない、なんてことは本当によくあります。

そのような新卒に比べると第二新卒は内定辞退率が非常に低いです。そのため企業側も安心して内定を渡すことができるため、結果内定率も高くなります。

これが中小企業転職で有利な1つめの理由です。

第二新卒はいつでも働き始められる

大企業以外の企業が新しく中途採用枠を設ける場合には、何か新しいプロジェクトが始まる、もしくは人員に穴が空いてしまい補充したいなどの、緊急の理由があることがほとんどです。

ここで重宝されるのが第二新卒です。

新卒と違い、4月に限らずいつからでも働き始めることができます。

これは企業側からするとかなり大きなメリットとなります。採用される側からしても、早く働き始めることができるのは嬉しい点ですよね。

以上のように中小企業は第二新卒の採用を好むため、理由なく選択肢から外してしまうのはとても勿体無いです。

第二新卒から見た中小企業の魅力とは?

中小企業は大企業にはない多くの魅力を持っています。

それは職場での管理職との距離の近さだったり、裁量権の大きさだったり、様々です。

以下にてそれぞれ解説していきます。

裁量権が大きい

大企業に比べて個々人の裁量権が大きいです。

確かに仕事の規模は大企業より劣るかもしれません。しかし個々人の裁量は大企業に比べると比べられないほどに大きくなる傾向にあります。

これは所属している人数の多寡が大きく影響しています。

では裁量権が大きいとどのような事が起こるでしょうか。

裁量権の大きさは経験の大きさに直結します。

つまり大企業で働くより、実質的なスキルでは早く、経験を伴って習得できるのです。

これは早く成長したい第二新卒には嬉しい特徴ですね。

管理職との距離が近い

管理職との距離が大企業に比べて圧倒的に近いのも第二新卒にとって大きな魅力の1つです。管理職と一緒に1つのプロジェクトを進め、片腕として意見を求められるなんてことも珍しくありません。

大企業でルーチンワークを続けるより成長しやすいのは間違いないです。

なぜ管理職と近い距離で働くことが重要なのでしょうか。

管理職の視点を学ぶことができるというのが大きな理由の1つです。

所謂ヒラ社員と管理職は大企業では明確に区別されます。さらに全く違った種類の業務を行っている場合も多いです。

しかし大企業ではその視点を学ぶことはできません。

しかし中小企業なら違います。間近で意思決定のやり方や、経営管理のやり方など、多くのことを経験をともなって学ぶことができます。

これからキャリアアップをしていきたいと言う第二新卒の方にも、オススメです。

第二新卒が中小企業に就職する注意点

これまで中小企業への第二新卒の就職をオススメしてきましたが、しかし就職する上でいくつか気をつけるべき点があるのも事実です。

特に第二新卒は新しい業界や職種に就職できる最後のチャンスであることが多いので、これから説明する点を注意して職場を選びましょう。

ブラック企業を避ける

第二新卒転職で特に注意しなければならないのが、この点です。

中小企業の中には、ワンマン経営者が従業員に一方的に指示を出し、過剰業務をこなさせるブラック企業が確かに存在します。

誤って理解してほしくないのは、これは本当にごく一部の企業だということです。

しかし1部の企業の悪評があたかも全体の評判のように広まってしまっています。

転職する上ではこのようなブラック企業にあたらないように注意しましょう。

大事なのは必ず人事担当者に会うだけでなく、職場を実際に訪問し、他の職員の話も聞くことです。

エージェントなどを利用して、職場の雰囲気を教えてもらうのもいい手です。

就職先を待遇のみで見ず、きっちりリサーチしましょう。

会社の将来性を見る

中小企業の中では高い技術力や実績を持ち、大企業にも負けないほどの業績をあげ、頻繁に表彰されているような優良企業も多く存在します。

このような企業は小規模ながら、高い将来性を持っています。

就職すれば結局重要になるのは確かに個人の能力です。しかし会社の将来性もキャリアを構築していく上では大きな武器となります。

これらの点に注意して企業を選びましょう。

2018.02.06
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中小企業に第二新卒で就職して成長しよう!

中小企業は上記で説明してきたように、様々な魅力を持っています。さらに企業側から見ても、第二新卒は魅力的な人材なのです。

お互いのニーズがマッチしているため、内定率も高いです。

これから転職を仕様という方は、大企業のみに絞ってしまう前に、1通り中小企業も見てみることをおすすめします。

さらに将来性のある企業やホワイトな企業を見つけるには、転職サイトやエージェントなどのサービスが非常に役に立ちます。

サイト内で第二新卒向けのサービスを多数紹介しているので、1度登録して使ってみましょう!

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