第二新卒が転職するときの志望動機の書き方とは 2017.10.04
志望動機は第二新卒からするとなかなか書きにくいものではないでしょうか。
正直に前の会社の不満を述べるのはあまり印象はよくありません。
不平不満をただ話すような人を採用する会社なんてありませんからね。
それではなんと答えればいいのでしょうか。
今回は第二新卒の転職における志望動機の書き方、表現の仕方について紹介していきます。
第二新卒の方で転職の志望動機に悩むなら「あなたなりの軸」を考えてみよう
まず、第二新卒であればほとんどの人が初めての転職活動でしょう。
新卒で就職した企業とのミスマッチしてしまい、転職をする人も多いのではないでしょうか。
1度失敗していることになるので、第二新卒の転職においてはより慎重に求人選びをする必要があります。
しかし、仕事に対する志望動機に「あなたなりの軸」がなければ、再びミスマッチを起こしてしまう可能性は非常に高いでしょう。
「あなたなりの軸」を明確にしよう
転職先の企業の志望動機が考えられないという人は「あなたなりの軸」明確に言葉にできなければ就職活動を成功させることなんてできません。
転職後にまた後悔するハメになってしまいます。
自分がどのようなキャリアプランを組みたいのか、どのようなことを達成させたいのかを明確にしなければなりません。
そして、前職のどのような不満を解消したいのかを明確にし「なぜ自分がその会社に入社したいと思ったのか」を説明できるようにならなければなりません。
志望動機を考えられないような企業はどうすればいい?
そもそも志望動機を考えられない企業に第二新卒として転職する必要はあるのでしょうか?
「自分があまり興味ない業界だけど良い会社だから」「エージェントに紹介されたからなんとなく応募してみよう」などといった自分がさほど興味のない会社の志望動機はわざわざ考えなくても良いのではないでしょうか。
そのような場合だと、いざ内定をもらえて働き始めたとしてもミスマッチを感じることが多いに違いありません。
このようなミスマッチを防ぐためには、「会社に対する志望動機」ではなく「仕事選びの志望動機」をはっきりさせましょう。
「仕事選びの志望動機」を深く考えていくと、どういった業界や職種、仕事内容が自分の求めている環境や立場に繋がるのかということを考えることができます。
会社選び自体よりも自分は会社にどんなことを求めているのかをはっきりさせることが重要です。
第二新卒の方が転職の志望動機ではどんなことを話せばいい?
第二新卒の転職活動で面接官に嫌がられる志望動機は、ただ前の会社のマイナスな面やネガティブな理由を話しているだけのものです。
たとえば、「自分がやりたいことができない」「残業したくない」「人間関係の悪化」などが挙げられるでしょう。
悪く言えば言うほど、たとえそれが事実であったとしても、それを自ら選んだ責任を感じていない印象を強く与えてしまいます。
どの会社も良い面ばかりでなく、マイナスの面の少なからずあります。
面接官は、うちに転職してもマイナスの面を理由にまた退職してしまうのではないかと思ってしまいます。
また、面接官にあなたが他責性が強い人だという、悪い印象を与えてしまうことになり、一緒に働きたくないと感じさせてしますので注意してください。
第二新卒の転職への良い志望動機とは
第二新卒の転職で話すべき志望理由は、ポジティブなことを伝えるといいです。
現場で発見した課題や、果たしたい目標を明確にして、御社なら実現することができるということを論理的に説明できればより一層いいでしょう。
現職で学んだこと、身につけたスキルを活かしてこんなことにチャレンジしたいと伝えられればベストです。
やる気や熱意も大切
第二新卒ではやる気やチャレンジ精神を重視している企業が多いので、そのへんのアピールを意識してみましょう。
将来的にどんなキャリアプランを考えているのかということを面接官に伝えることができれば、あなたのやる気や熱意も伝わることでしょう。
経験をうまく伝えると効果的
経験が浅い第二新卒と言えども、他業界転職と比較して同業界の方が内定をもらいやすいです。
前職でもほぼ同じような業務や仕事をやっている場合が多いので、即戦力になったり、スキル・実績のアピールがしやすいため、面接官にいい印象をもたれやすいからです。
同業界であれば、やりたいことはちゃんと定まっているけど、前の会社が合わなかっただけなんだなという印象を受け止められる場合もあります。
やりたいことが確立している人であれば、企業側にとっても、育て甲斐のある人材と考えてくれます。
そう考えてもらえれば、第二新卒の転職は成功と考えていいでしょう。
第二新卒の転職では志望動機を的確に伝えよう
第二新卒が面接を受けるときの志望動機として重要なことは、ネガティブな理由ではなくポジティブな理由を採用担当者に伝えることです。
ネガティブな理由を話している人を評価してくれる企業はどこにもありません。
ポジティブな志望動機を用意して伝えることができれば、面接官もあなたのことをしっかり見てくれるでしょう。
どうしても志望動機が思いつかないような会社であれば、実はあまり行きたい会社ではない場合があります。
そうであれば、自分がどのような会社に行きたいのか、改めて企業分析するべきでしょう。
自分が本当に行きたい企業を見つけて、転職を成功させましょう。
新卒者にはないような第二新卒ならではの強みを武器に面接に挑みましょう。