第二新卒の転職がうまくいく自己分析とは? 2017.09.28
新卒で企業に務めたことのある人なら1度は自己分析をしたことがありますよね。
自分の長所や短所を明らかにし、自分とはどんな人間なのかということを考えるとても大切なものです。
面接では自己分析がきちんとできていなければきちんと質問に回答できないこともしばしば…。
新卒でやったから第二新卒の転職も大丈夫と思っていませんか?
今回は第二新卒の転職を成功させる自己分析について解説していきます。
自己分析はなぜやるのか
自己分析というのは自分で「やろう」と思ってもなかなかうまくいかないものです。
しかし、それでも自分の力で、もしくは友人やサービスなどを利用して自分を分析する必要があります。
自己分析をすることでどんなメリットがあるのでしょうか。
自分のニーズを明らかにするため
自己分析をすることで、自分のニーズを明らかにすることができます。
自分がどんなことをしたいのか、どんなことに好奇心が湧くのかということをまず明らかにしなければ転職活動はできません。
就職活動の時の自己分析では、自分がどんな人間なのか、面接でどんなことを聞かれるのかということを意識してしまいがちです。
そうではなく、もっと自分はどんなキャリアプランを歩んでいきたいのかということを明確にしましょう。
そうすることで、自分の行動に自信が出てくるようになりますし、転職後に後悔することはなくなります。
自分のアピールすることを見つけるため
就職活動や転職活動というのは実際のところ、自分を企業に売り込む行為です。
自分はどんな人間で、採用したらこんなメリットがあるということを的確に面接官に伝える必要があります。
自分を売り込むには自分がどんな人間なのかということをきちんと理解していなければなりません。
自分の弱点だと思っていたことであっても、きちんと自己分析をすれば強みにだって変えることができます。
就活と転職の自己分析は違う?
たまに自分は就職活動でしっかり自己分析をしたからもうやらなくていいという人がいますが、そういう人はだいたい失敗します。
就職活動をして内定を貰い、社会人として働いたことのあるあなたは確実に就職活動のころのあなたよりも成長しています。
変わらないところももちろんありますが、どんなところが変わったのか、ということを明確にしましょう。
前職でなにを学んだのかを考えよう
自分が前職でどんなことを学んだのか、どんなことを身に着けたのかということを考えてみましょう。
たとえ短い期間であったとしても身についたことは必ずあるはずです。
実際に働いた時に自分はどんな人間なのか、どういう仕事が向いているのかもより明確にわかるはずです。
業務だけとは限りません。
研修などを通じてどのようなことを学んだのかということを明らかにしましょう。
第二新卒を成功に導く自己分析とは?
新卒就活のときの自己分析と第二新卒の転職の自己分析はどのような点んで違ってくるのでしょうか。
第二新卒の転職を成功させるにはどうすればいいのでしょうか。
第二新卒なら「前職を辞める理由」の分析をしっかりしよう
第二新卒の転職で必ずやらなければならないのが、なぜ前職を辞めてしまったのかということです。
例えネガティブな理由であっても、きちんと向き合いましょう。
そうすることで、客観的に転職理由を考えられるようになります。
そして、きちんと理由を理解していれば必ずポジティブな表現に言い換えることができるはずです。
他己分析も取り入れてみる
自己分析をしているとたまに事実を自分の解釈で曲げてしまう人がいます。
自分の中ではそれでも納得してしまっているので、気づかないことも多々あります。
気付かず面接に挑み、矛盾しているところを突かれて応えられなくなってしまったなんてことがあったら大変です。
そういうことを避けるために面接本番の前に自己分析を誰かにチェックしてもらいましょう。
他の人からの視点を取り入れること、そして人に話すという行為で、おかしなところが見つかるはずです。
転職に対して負い目を感じている人は難しいかもしれませんが、他己分析を取り入れることで格段に自己分析はレベルアップします。
過去だけでなく将来の自分も分析してみる
第二新卒の転職では過去の自分だけでなく、将来の自分も分析するようにしましょう。
将来自分はどんなことをしたいのか、どんな生活を送っていきたいのかなど、実際に働いたからこそわかるものがあるはずです。
面接感に将来のことを伝えることができれば、「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」という疑惑も払拭することができるでしょう。
第二新卒の転職では自己分析をきちんとしよう
第二新卒の転職で自己分析はとても重要です。
新卒就活のときにやったからといって、手を抜くようなことだけはやらないようにしましょう。
そうすれば前職よりも自分に相応しい仕事に出会うこともできるでしょう。