3分でわかる第二新卒が正社員に転職する方法 2018.02.08
「前職を1年で辞めてしまったし就職は難しい」「働くのが向いていない」なんて考えて、正社員になるのを諦めてしまってはいませんか?
前職を短期間で辞めてしまっても、フリーターとして生活していたとしても、派遣しか経験がなくとも、20代の内ならば第二新卒の正社員としてもう一度働くことは十分に可能です。
今回は第二新卒の皆さんが、正社員として内定をゲットする方法を徹底的に解説していきます。
しっかり理解して後悔のない転職をしましょう。
第二新卒で正社員に転職する意味とは?
なぜ第二新卒枠で正社員になる必要があるのでしょうか。
派遣でも、フリーターでも生活していくことは当然できますよね。
しかし多くの方が第二新卒で派遣やフリーターからの脱出を狙います。
その理由は以下の2つがあります。
派遣、フリーターは生涯年収が低い
第二新卒の正社員として働きだしても、時給換算するとバイトをしているときと変わらない。派遣として働いていたときの方が時給が高い。
このような言葉を最近良く聞きます。
しかし考えてみて下さい。正社員の雇用は基本的に安定しています。さらに会社の業績に応じて、ボーナスも出ますし、多くの会社が年次昇給を採用しています。
つまり総合的に見ると圧倒的に、派遣やフリーターよりも給料が高くなる傾向にあるのです。
福利厚生がしっかりしている
派遣、フリーターとのもう1つの大きな違いは福利厚生の差です。
正社員は基本的に全ての福利厚生を受けることができますが、派遣は大きく劣ります。
フリーターはほとんど対応してもらえません。
これは企業側からすると大きなメリットとなります。福利厚生の面倒を見なくていいだけで、大きく人件費や諸経費を節約できるからです。
逆に労働者側からすると、働く年数が長くなるごとに、どんどん重しとなりのしかかっています。
このような理由から、第二新卒は必ず正社員として就職すべきなのです。
第二新卒で正社員の内定を必ずゲット!
第二新卒で正社員で内定をゲットする確率を高めるにはどうしたら良いのでしょうか。
自己分析や企業分析、面接練習などに力を入れるのは当然ですが、それ以外にも第二新卒の内定の可能性を高める方法は存在します。
これからそのような方法を紹介していきます。
資格を取得する
採用される可能性の高まる資格を取得すると、それらは大きな武器となります。
例えば建築系に就職したいなら、宅建を取得するなど、業界や職種に対応した資格を取りましょう。
ここで注意なければいけないのは、働きながら資格の勉強をするのが難しいから、仕事を辞めて資格を取得するという考えは危険だということです。
これには大きなリスクが2つあります。
まず資格を取得するのに想定以上時間がかかった場合に、無収入の期間が長くなってしまいます。
次に、企業は第二新卒の離職期間が短い人物を好んで採用する傾向にあります。そのため働きながら資格を取るのが無難になります。
そのためになるべく早くから準備をしておくことが大切になります。
転職エージェントを利用する
第二新卒の就職活動は独力でやろうとすると、非常に効率が悪いです。
なぜなら求人の探索や面接練習や企業分析などを全て1人でやらなければならないからです。これらの作業には大量の時間と労力が必要になります。
リスクを抑えるために在職しながら転職活動を行う方が多い昨今、最低限の時間で最高の結果を出すためにエージェントを上手く利用することは必須になっています。
希望勤務地や受けたいサービスなどから、自分に合うエージェントを探してみましょう。
第二新卒で正社員になる時の注意点はこれ!
第二新卒は新卒とも一般中途採用とも違う、特殊な採用制度です。
そのため気をつけなければならない点が、いくつか存在します。
それらの点を全く意識しないと、大きな失敗をしてしまう可能性があります。
給与や仕事内容で安易に職場を選ばない
毎年大量の第二新卒が職場を変えますが、その中には当然、失敗したと考えている方も多くいます。
失敗した原因の最たるものが「給料や仕事内容で大して調べることなく、職場を選んでしまった」というモノです。
そのように職場を選択してしまうと「確かに給料は高いけど、残業時間が長い」「仕事は楽しいけど、待遇が悪い」なんていうことが頻繁に起こります。
大切なことは、全ての要素を足して、総合点で職場を選択することです。そのために必要なのは徹底的なリサーチです。
このリサーチ段階では転職エージェントの持つ情報も参考になるため、積極的に情報を仕入れていきましょう。
転職エージェントを信用しすぎない
ここまでエージェントの利用を勧めてきましたが、エージェントを利用するには注意しなければならないこともあります。
それは、信用をしすぎない、感情移入はしない、ということです。エージェントは求職者が内定承諾した段階で、企業から報酬を受け取ります。
つまりきちんとしたビジネスに基いて第二新卒の手伝いをしています。
そのため「せっかくこの人が紹介してくれたから……」「信用できる人だから……」などの理由で職場を決めたりするのは絶対にやめましょう。
しかし上手く利用すれば、転職エージェントは強い味方となりえます。逆に利用されないように気をつけましょう。
第二新卒で正社員に内定!
第二新卒が正社員になる意味、内定獲得の可能性を上げる方法、注意点まで理解してもらえたでしょうか。
念のため、もう一度次にておさらいをしておきます。
正社員と派遣社員・フリーターには生涯年収に圧倒的な格差があります。長期的な視野を保ちましょう。
内定獲得には資格取得や転職エージェントの利用をすることで、可能性を上げる事ができます。
内定が得られても安易に職場を決めるのは辞めましょう。エージェントの信用し過ぎにも注意が必要です。
以上の点を理解して、第二新卒の転職を成功させましょう!