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第二新卒が人材サービス業界を目指すなら。

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カウンセリングの様子

第二新卒であれば、就職サイトやマッチングサービスを利用したことがある方も多いのではないでしょうか。星の数ほどある仕事のなかから自分の要望に合った職場を探すにあたり、人材サービスは現代社会でいまやなくてはならない存在となりつつあります。

転職を支援してくれるコンサルタントに憧れを抱いているひとも少なくはないのではないでしょうか。

また、人材サービス業界は今成長している業界でもあるので魅力的だと考えている人も多いでしょう。

このページでは第二新卒が人材サービス業界を目指すのはアリなのか。目指すなら知っておきたい業界の求めている人材やおすすめの転職エージェントなどを詳しくご紹介します。

第二新卒が人材業界を目指せる理由

そもそも第二新卒から人材業界を目指せるのか疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。

そこでまずは第二新卒の方が人材サービス業界に転職を十分狙える理由をご紹介します。

人材業界は転職に寛容

多くの転職人材を扱っている業界ですから、そもそも20代前半の転職も含めて中途採用に偏見のない業界と言えます。

また、人材業界で経験を積んだ社員が取引企業の人事部に転職するということも多いので人材サービス業界は未経験の人材の採用を積極的に行っています。

例えば人材業界最大手のリクルートは新卒採用の枠に対して既卒や第二新卒などを含む30歳以下の人材が応募できるようにするなど第二新卒を積極的に採用しています。

転職が多い業界だからこそ教育システムも充実していますし、第二新卒におすすめの業界と言えるのです。

実際に400件以上の求人がある!

それでは実際にどれだけの第二新卒歓迎の人材業界求人が募集されているかと言うと、主要エージェントや転職サイトの公開求人を足しただけで400件近い求人が掲載されています。

具体的には、大手転職エージェントである『doda』で200件程度、また最大級の転職サイトである『リクナビNEXT』で70件程度、第二新卒など20代の転職に強い『マイナビジョブ20's』で130件以上となっています。

非公開求人もあることを考えればより多くの求人が存在していますし、人材業界を目指すのも現実的な選択肢だと思えますよね。

勤務地は東京が多いので注意

いいことばかりというわけにもいきません。転職エージェントのカウンセリングが東京でしか受けられないことが多いということからもお分かりいただけるように、人材サービス業界は東京を始めとした首都圏に集中しています。

全国区に対応している大手エージェントでもその傾向は変わらないので人材業界を目指す第二新卒は注意しておきたいポイントです。

2017.10.03
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人材サービス業界に求められている人材とは

次に人材サービス業界に求めれている第二新卒の人物像や経験についてご紹介していきます。

業界への適性を知ることも、面接で効果的に自己PRをすることもできるので転職を成功させるために大切なポイントです。

最も求められるものは折衝力

折衝力とは、自分の希望がより通るように相手と駆け引きをこなすスキル。人材業界では求職者に企業の魅力を伝えると同時に、企業に転職者の長所を伝えるという重要な役目を担っています。まさに人材業界の必須スキルと言えますがね。

しかし、折衝力は案外他の業界でも活用できる能力。

前職で活用した経験があれば積極的にアピールしていきましょう。自分では折衝力をアピールできないという方はアドバイザーと相談を重ねながら、自分の働き方についてもう一度振り返ってみるとよいでしょう。

成長意欲も大切

第二新卒の特徴と言えば、社会人としてのスキルは身についているけれど、業界のスキルはあまり積んでいないというものでしょう。そんなことからどんな業界であっても、重視されるポイントはあなたがこれからスキルを蓄えていけるかどうかいうことです。

また、人と人、人と企業のよりよいマッチングに正解はありません。両者の隠れた情報や志向を詳しく調べて理解を深めることで、互いの信頼関係をより早く・より深めることは可能です。このように、確立した答えのない人材マッチングという問いにおいて、自らデータを集めて問題を解決しようという成長意欲は採用担当者から評価を受けるでしょう。

実際に掲載されている求人を見てみると「達成志向、成長意欲が高い方」や「向上心を持っている方」といった人物像が求められています。あなたの意欲をしっかりと伝えることが転職を円滑に進める秘訣と言えるでしょう。

語学力が活かせることも

海外との提携も多いIT業界だけでなく、人材サービスにおいても近年は日本国外に市場を開拓する会社が増えています。語学力、特に英語力はあって損するスキルではないでしょう。

在学中、または転職活動をしながら所得したTOEICスコアが700点以上なら要注目。エージェントにスコアを伝えておけば、あなたの語学力に合わせたハイキャリア求人を紹介してくれる可能性がグッと増えるでしょう。ひょっとしたら、あの有名企業へのキャリアアップもできるかも……?

同職種なら転職は簡単

個人とのカウンセリングを担当するキャリアアドバイザーは未経験の第二新卒には敷居が高いように感じますが、人材業界には他にも多くの職種が募集されているのでそうした職種もおすすめです。

例えば、企業を担当する営業などであれば仕事のイメージも付きますし、応募した企業の仕事にも適応できるとアピールできるでしょう。

とにかく人材サービス業界に行きたいという場合には同じ職種を選択すると転職もスムーズに進むでしょう。

人材業界に行くならこの転職サイト・エージェント

次に第二新卒が人材サービス業界を目指すなら利用したい転職サービスをご紹介していきたいと思います。

やはり業界ごとに強い転職エージェントは違いますから、志望する人材業界に強い転職サイト・エージェントを選ぶことが大切ですよ。

競合求人が他社にもある?

まず知っておきたいポイントは、マイナビに就職したいのであればマイナビエージェントに登録しなければならないというわけではないということです。

人材業界は可能な限り多くの人材にアプローチするために、自社サービスで独占求人として掲載するより多くの転職サービスに求人を掲載することが多いです。

一方で、リクルートキャリアは自社求人をリクナビNEXTやリクルートエージェントに独占で掲載することも多いので注意が必要です。

人材業界はdodaが強い

doda』は同じく大規模な人材サービス企業でありライバル会社でもある『リクナビNEXT』と比べ、「人材サービス」カテゴリで差別化に成功しています。

第二新卒歓迎の人材関連求人に限ると他社と比べて2倍以上の求人数を扱っており人材紹介、人材派遣、アウトソースまで多種多様な求人を扱っています。

人材業界を目指す第二新卒には心強い味方になるでしょう。

第二新卒ならハタラクティブもおすすめ

また、人材業界を目指す第二新卒には『ハタラクティブ』もおすすめです。

第二新卒など20代の転職希望者に特化したエージェントとして人気で、人材業界にも一定の求人を集めています。

書類添削や面接対策など手厚いサポートを期待することができます。

そして何よりも、ハタラクティブの求人は第二新卒”でも”いい求人ではなく、若い人を採用したい企業の第二新卒”が”いい求人です。第二新卒の方におすすめです。

第二新卒として人材サービス業界に転職しよう

ご紹介してきたように、第二新卒が人材サービス業界に転職することは決して難しくありません。

また、コンサルタント職であれば年収500万円以上ということも多く、年収面でも魅力的な業界と言えます。

求められている人物像に近い自己PRをして、人材業界に強い転職エージェントを活用すれば第二新卒のみなさんがスムーズに採用されることも十分可能でしょう。

みなさんが新しいキャリアに挑戦できることを願っています。

2017.09.08
第二新卒の転職は簡単にはいかないと思っている方も多いでしょう。今回は第二新卒の転職が成功する難しさから、転職を簡単に成功させる方法・やり方を詳しくご紹介します。

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