第二新卒が食品メーカーに転職するには 2017.11.22
しかし、メーカーは転職市場においても人気の高い職場です。なかでも食品メーカーは自分の携わった商品が食卓を支えているという「生活における需要の高さ」ゆえに常に志望者が集まる仕事と言えます。
倍率も当然上がってきますが、頼れるエージェントとともに企業へ時間をかけて向き合えば第二新卒であっても食品メーカーへの転職は夢ではありません。
今回は第二新卒が食品メーカーへ転職する極意についてお話します。
第二新卒から見た食品メーカーの魅力とは
なぜ食品メーカー?と疑問に感じたかもしれません。第二新卒生が食品メーカーに転職する魅力について、今回は2点ご紹介します。
理由①:仕事のやりがい
食品メーカーの醍醐味といえば、やはり「自分の携わった商品が日々の暮らしに密着している」という点に集約されます。「あの商品は自分が企画したんだよ」、「この人気商品の売上を支えているんだよ」といった感慨はやはり食品メーカーならではのやりがいと言えるでしょう。特に大手であれば自分が小さな頃から知っているブランドに関わることができるという無二の体験ができるかもしれません。
理由②:安定した業績
食品業界は文字通り社会に「なくてはならない」仕事です。つまり、コンスタントな需要と売上が見込める業界と言えるでしょう。急激にシェアが伸びることは多くありませんが、逆に突然売上が落ちることも少ない仕事です。特に、お得意先へ一定の量を卸すルート営業であれば定時での退勤も珍しくありません。
食品メーカーの営業はやりがいと業績が両立できるため、第二新卒にもオススメできる業界と言えます。
食品メーカーは第二新卒を歓迎しているのか
食品メーカーが魅力的な転職先であるとわかったところで、次に第二新卒が転職を目指すのは可能なのかご紹介していきたと思います。
第二新卒で食品メーカー転職はできる!
「第二新卒でも本当に大手の食品メーカーに転職できるの?」という不安は当然のことです。しかし、転職エージェントサービスをうまく利用すればチャンスはあります。
実際に、『doda』に30件程度、『リクナビNEXT』で70件以上、『マイナビジョブ20's』で20件程度の第二新卒歓迎求人が公開されています。
比較的狭き門ではありますが、十分可能性があることはお分かりいただけたでしょうか。
エージェントを活用すれば転職成功の可能性大
人気の食品メーカーは公開求人で募集をかけると非常に多くの応募が殺到し、人事の負担が重くなってしまいます。そこで一部のエージェントにのみ非公開で依頼するという例が少なくありません。
国内最大のシェアを誇る『リクルートエージェント』などを活用すれば、誰もが知るようなあの企業からオファーが来る可能性だってあるのです。
高い倍率を突破するにはノウハウのあるエージェントに頼ることが大事
前職を続けながらの次の企業を探すのであれば、第二新卒が転職に割ける時間や労力は自ずと制限されてきます。そこで、エージェントには求人のオファーだけでなく企業とのスケジュール調整や面接資料の添削もお願いしましょう。
特に食品メーカーでは狭い枠を争うことになりますから、ノウハウが蓄積されているエージェントを賢く利用することが大切です。。
エージェントと綿密に研究を重ねていけば面接を突破することも難しくないでしょう。
内定まであと一歩!最後の決め手で成功を掴もう
また、適切なエージェントを利用すれば好条件の食品メーカーの求人を見つけることは難しくありません。
それでは見つけた求人に実際に採用してもらうためにはどんなことに注意したらいいのかご紹介したいと思います。
前職が営業だったら営業への転職が有利
もしあなたの前職が営業であれば、たとえ短い期間であっても課題への取り組み方や事業実績を強くアピールするとよいでしょう。商品知識や得意先との付き合い方は追々学んでいくことができますが、問題解決への姿勢はその人自身の仕事への価値観に帰結します。
ミスマッチを限りなく減らすためにも、前職での経験をもう一度ブラッシュアップことが必要になってきます。
また、商品開発に関わる技術職であれば学歴や前職も深く関与してきますが、営業であればそこまで厳しい制限は設けられていません。前職の経験は選考において大きな比率を占めると考えてよいでしょう。
志望動機=「御社の商品が好きです」ではダメ
シェアが広い食品メーカーの商品は、裏を返せばみんな好んで使っているモノということになります。つまり「好き」や「よく使っている」という意見は実にありふれた、没個性的な志望理由であると言えるでしょう。
もちろん商品に対する愛着は立派な原動力です。しかし、その先に踏み込んだ志望動機を見出して他の志望者との差別化ができれば、人事からの高評価も間違いないでしょう。
第二新卒として食品メーカーに転職しよう
「転職すれば履歴書に傷がつく」という考え方はもはや時代遅れのものになっています。
ジョブホッパーと言われるような転職を複数回する人も現れていますし、第二新卒社の転職に対する企業の目線は次第に肯定的になっています。
今後も満足行くキャリアパスを描くためにも、食品メーカー転職に臨んでみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したポイントを押さえればスムーズに採用されることも難しくないですよ。