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20代で二回目の転職は無理?第二新卒が知っておくべきポイント

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困っている女性

20代で2回目の転職をすることを迷っている人は多いのではないでしょうか。

最近では第二新卒と呼ばれ20代の人材も積極的に転職するようになりましたが、二回目の自分も第二新卒として扱ってもらえるのか分からないと思っている方もいますよね。

このページではそうした方に向けて、二回目の転職事情や方法そして第二新卒として採用を目指す利点などを詳しくご紹介します。

20代で2回目の転職はやばいってホント?

まずは20代、特に20代前半で2回目の転職を目指すのがどれくらい現実的な選択肢なのか紹介していきたいと思います。

結論から先に言えば、デメリットはあってもメリットはあまりないというケースが多いのが20代での2回目の転職の特徴です。では、それはなぜでしょうか。

採用担当者に悪い印象を与える

どの会社も教育コストなどを考えたら長く働き続けてくれる人を雇いたいと考えています。ですから、すぐ辞めてしまいそうな人材を雇うのは躊躇するものです。

それが、二回目の転職が厳しいと言われる理由です。この会社もすぐ辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。

なんらかの仕方のない理由があったのならその理由を説明すればいいのですが、そうでない場合は人気の職種や大企業などに採用されることは難しいです。

回数だけでなく勤続期間も見られる

しかし、二回目であっても採用が難しくならないケースもあります。

それは、どちらかの勤続期間が1年以上であるケースです。もう片方の会社がブラック企業だったため3ヶ月で辞めたという場合であれば、二回目でも辞めそうと思われる度合いは一回目の転職と変わらないでしょう。

ですから、二回目といっても必ずしも絶対に転職できないということはないのです。

逆に、どちらも半年~1年程度で辞めてしまっているという場合は印象が非常に悪くなるでしょう。こうした場合は転職理由の説明を上手くしなければ採用されることは難しいでしょう。

経験を生かしたスキルアップになりにくい

1つの職歴に対して5年程度の経験があれば、その経験を生かして次のステップに進むという転職は採用もされやすいですし、年収も高まりやすいです。

しかし、20代で2回目の転職でありかつ同じ業界内で転職をしていなかった場合はキャリアを積み立てられていないという状況になってしまいます。こうすると、採用を躊躇されたり、年収が下がってしまうという状況が起きてしまいます。

2017.09.11
第二新卒の方が面接で必ず聞かれる「転職理由」を考えるのは難しいですよね。面接突破に向けて、アピールしたいポイントや理由例文、避けたいことまで徹底解説します。

第二新卒なら転職も十分狙える理由

メリットに乏しい二回目の転職ですが、第二新卒歓迎の求人ならスムーズに転職を成功させることも可能である理由をご紹介します。

第二新卒という点をアピールできる

第二新卒は20代前半など、スキルなどをしっかりと積む前に転職する層のことを言って、近年増加傾向にあります。

若さは第二新卒の人にとって一番のアピールポイントです。これからスキルを積んでも十分間に合うからです。

また、他の会社のやり方などに固執しないのも若い第二新卒だからこそです。そうしたポイントをしっかりとアピールすれば、二回目の転職であってもスムーズに採用されることができるでしょう。

人手不足の業界なら全く問題ない

また、業界によっては人手不足に悩まされているので、直ぐに辞めてしまうかもしれないという理由で採用されないことはないでしょう。

例え長く続けてくれないとしてもまずは採用して半分でも良いから残ってくれればと考える業界も多いです。業界ごとの求人倍率を調べて人手不足が深刻な業界に挑戦すれば転職の回数が不利になることはないでしょう。

また、そうした人手不足の業界は第二新卒歓迎の求人も多く掲載している傾向にあります。二回目の転職を目指すみなさんにおすすめと言えます。

このように、2回目の転職も無理ではないのです。

ホントに転職したいなら必ず抑えたい正攻法

デメリットがあるとは聞いても、人間関係などから今の仕事を辞めたくて仕方がないという方も多いでしょう。

そんな方が実際に第二新卒として二回目の転職に挑戦するにはどんな点に注意すれば良いのか、その正攻法をご紹介します。

長い目で転職を考える

ご紹介したように、第二新卒に当たるような若い年齢での二回目の転職では人気の大企業などは目指しにくいのが現実です。

今ブラック企業で働いているという人でない限り、今回の転職で年収アップを狙っていくのは難しいのです。

ですから、将来的にもっと有利に転職を進められるようなスキルを積める職場を選ぶのが非常に大切になってきます。

ご紹介したように勤続年数が長くなれば転職回数はあまり問題ではなくなります。3つめのキャリアをしっかりと続ければ将来的に年収アップを目指していくことも難しくないのです。

キャリアプランをしっかりと練るのが、20代での二回目の転職には欠かせないポイントなのです。

手厚いサポートのエージェントを利用する

仕事を探すなら転職サイトを使うのが当たり前になってきましたが、2回目のみなさんにおすすめなのは中でもサポートが手厚いエージェントサービスです。

採用担当者に安心して採用してもらうためには、今度はこの会社を続けてくれるだろうと思わせるような退職理由や志望動機を説明する必要がありますよね。

ハタラクティブなど第二新卒など若い人材を専門にサポートしているようなエージェントを利用するのがおすすめです。

先ほど紹介した正攻法のひとつであるキャリアプランニングも手助けしてもらえますから、是非利用したいサービスといえるでしょう。

スカウトサービスを利用する

コンサル業界や広告業界、インターネット業界など転職が多い業界であれば20代で2回目の転職といっても状況は大きく変わってきます。そういった業界にいらっしゃる第二新卒の方であれば、スカウトサービスなどに自分の職歴を細かに記しておくことが転職成功への近道と言えるでしょう。

特に、最終的にエージェントサービスを利用する場合でも、スカウトサービスを通じてヘッドハンターの方を話すことによって業界の流れや自分の市場価値なども把握できますから、スカウトサービスは登録しておいて損がないでしょう。

2017.09.08
第二新卒の転職は簡単にはいかないと思っている方も多いでしょう。今回は第二新卒の転職が成功する難しさから、転職を簡単に成功させる方法・やり方を詳しくご紹介します。

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