外資系企業に転職したい第二新卒が知っておきたいこと 2018.01.25
外資系コンサル、金融など外資系企業は待遇もいいですし魅力的な転職先ですよね。
また、日系企業の企業文化が自分に合わなかったと感じている人も外資系企業に転職したいと思っているのではないでしょうか。
でも、経験もスキルもない第二新卒では外資には転職できないと思っている人も多いでしょう。
そこで、このページでは第二新卒が外資系企業に採用されることは可能なのか、その傾向や注意点などを解説します。
第二新卒を多数採用している外資系企業もある
まずは気になる第二新卒の外資系転職事情から解説していきたいと思います。
外資系企業も第二新卒を歓迎している?
いかに転職希望者や新卒から人気が高いとは言えど、日本全国で人材不足が深刻化するなか外資系企業も第二新卒を積極的に採用しているようです。
また、日系企業とは異なり一つの会社に長く勤めるのを美徳とする文化もあまりないので、第二新卒の欠点とされるすぐに会社を辞めてしまったという点は不利にならないでしょう。
有名な外コンの中には、自社のホームページに第二新卒の採用ページを用意しているところもあるなど第二新卒の採用に積極的と言えます。
特に、外資系企業は親会社の資本でまだ小さい日本事業拡大を図っている場合もあり、そういった場合には人材として第二新卒が注目されているのです。
それでも求人の絶対数は少ない
このように第二新卒の採用に積極的な会社も多いのですが、外資系企業そのものの母数が少ないので求人数はあまり多くないようです。
実際、リクナビNEXTなどの転職サイトで第二新卒歓迎の求人を探してみても外資系企業のものは非常に数が限られています。
こうした好条件求人はエージェントに非公開で集まっている可能性も高いので、求人の質で人気の高いエージェントに登録するとよいでしょう。
外資系企業に転職するなら英語は必須?
次に外資系企業への転職を志す人なら誰でも気になる英語が必要かという点について解説していきたいと思います。
入社直後は使わなくてもいずれ必要になる
海外に親会社があるといっても、日本に事業拠点を設けているわけですからそこにはたくさんの日本人従業員がいますから日常業務は日本語で行うことになるでしょう。
ただ、本社とのメールのやりとりが発生することも多いでしょう。
また日本にも外国人従業員が多くいますし、将来的に出世していけば英語の会議に参加することになります。
長い目で見みればやはり英語力は必須と言えるでしょう。ただ、メールをする程度の英語力さえあれば今のところは大丈夫とも考えられるので安心ですね。
会社によっては英語面接も
人事を担当している人が外国人であれば、採用担当者が日本語を十分に使えないので英語で面接をするという場合もあります。
第二新卒であるみなさんが就く仕事から考えてもビジネス英語程度できれば十分なので、あまり緊張せず伝える内容に気を遣ったほうがいいでしょう。
第二新卒が外資への転職を成功させるにはここに注意
次に第二新卒が外資に転職する際に注意しておきたいポイントについてご紹介します。
経験を積んでからのほうがいい転職ができる?
外資系企業は実力主義と言われることが多いです。そもそも新卒一括採用という仕組みが日本独特のものですからね。
そのため、スキルもなく経験も浅い第二新卒では外資系企業に転職できないという意見も聞かれるほどです。
紹介してきたように、第二新卒歓迎の求人がないわけではありません。しかし、経験者や30代の転職と比べると狭き門であるのは事実です。
外資を目指していて今の職場でも十分にスキルが積んでいけるのであれば、焦って転職しなくてもいいかもしれません。
同業他社が狙い目
少しでも経験やスキルがあったほうが外資系転職は成功します。ですから、まったく新しい業界・職種を目指すのはあまり効率的でないでしょう。
第二新卒としての魅力の一つではありますが、そうした全く新しいキャリアというのは目指さず同業他社に転職するのが第二新卒でも外資系企業に転職する一番の秘訣なのです。
異業種なら自分で得たスキルをアピール
紹介してきたように、スキルがない第二新卒として外資企業に採用されるのは非常に狭き門です。それでも新しい業種や職種に挑戦したいのであれば、職務外に自分で得たスキルをアピールするが重要になってきます。例えば、実際にエンジニアとしての開発経験がなくとも、プログラミングスキルがあれば採用される可能性は高まりますよね。
それ以外にも、資格といった形で十分自分が戦力となれることを証明することが大事になってくるでしょう。
第二新卒として外資系企業に挑戦しよう!
どうだったでしょうか、たしかに第二新卒として外資を目指すのは茨の道と言えるでしょう。ですが、第二新卒を積極的に採用している外資系企業がいるのもまた事実です。
第二新卒であっても、スキルや同業種での経験をアピールできれば十分転職に成功することも可能です。