第二新卒の転職は厳しい、難しいってホント? 2017.09.20
第二新卒は大学や専門などの学校を卒業後に就職し、3年以内に転職や就職を目指す人のことを指します。
近年では、企業側も第二新卒者を積極的に採用しているところも増えてきているので、今の時期は実は転職しやすい時期と言われています。
しかし、その一方で、第二新卒で検索してみると厳しい、難しいという話もあります。
ここでは、第二新卒の方が楽に転職できる方法を紹介していきます。
一部の失敗談から第二新卒の転職が難しいと思われている
第二新卒の転職が難しい、厳しいと言われる理由の一つに第二新卒の転職での失敗談が上げられます。
まずはどんな失敗談から転職が難しいと言われているのかご紹介します。
すぐ会社を辞めた人材は採用されない?
第二新卒は、新卒採用から2~4年での転職を指すことが多いですよね。前の会社に定着できなかった人という点で会社から敬遠されるのではないかという不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
もちろんそうした考えも昔は強かったですが、新卒採用から3年以内の離職率が高まり人手不足が進むなか、企業としても第二新卒は無視できない存在になっています。
ですから、転職活動で不利になるということはありません。しかし、今度こそはちゃんと定着するという意志があっても、それを上手く伝えられず面接で落とされてしまうということも当然あります。
そうしたケースの噂ばかり流れた結果、第二新卒は敬遠される、転職が厳しいと考えられているのです。
年収が下がってしまう?
第二新卒の転職は一般的な転職活動は異なりますから、しっかりと対策しないとスムーズに採用されないというケースもあるようです。
その結果として、どんどん妥協していってしまい年収ダウンという失敗談も多いです。
ですが、先程も紹介したように、人手不足から大企業でも第二新卒を歓迎している時代です。好条件の第二新卒歓迎求人も多くあります。
つまり年収など労働条件の悪化はあくまでも失敗例なので、第二新卒の転職が必ず厳しい、難しいというわけではないのです。
実際に第二新卒が転職を難しいと感じる場面はここ
第二新卒者の採用を積極的に行っている企業はどんどん増えていて、マイナビの調べでは実に6割強の企業が第二新卒の中途採用に積極的な姿勢を見せています。
このように好条件の第二新卒歓迎求人も増えているのですが、第二新卒ならではの転職活動を理解しないと苦労することも多いようです。
それでは次に第二新卒の方が実際に転職活動を始めると厳しい、難しいと感じる場面をご紹介していきます。
新卒の就活との違いに戸惑う
新卒で就職活動を行う際には一斉にスタートし、マイナビやリクルートに登録しエントリーしたり合同説明会に参加してESを出し面接をすると思います。
これに対して第二新卒者が転職活動を行う時期は、時期は人によって異なりますし、アピールするポイントも異なります。
ですが、新卒の就職活動のイメージが頭から離れず、第二新卒の転職活動との違いから難しいと感じる人も多いのです。
ただ、新卒とは違い第二新卒の就活の場合は、グループディスカッションなどを行う企業はなく、面接の回数も少なめになっているので楽な一面あります。
自己PRが上手くできなくて苦しむ
スキルを積んでいる人の中途採用であれば、スキルや経験をもとに即戦力となれることをアピールできるでしょう。
しかし、第二新卒の方はそうした履歴書にも書きやすい客観的な実力を伝えることができないのです。
そのためどのように自己PRしたらよいのか分からなくなってしまし、転職が難しいと感じることがあるようです。
転職理由が説明できない
ネガティブな理由で転職をしたいと考えている方も多いです。しかし、そうした後ろ向きな転職理由では当然採用されることは難しいです。
うまく転職理由を説明できないということで面接などで苦しむという第二新卒も多いのです。
第二新卒の転職を成功させるためには
第二新卒の方の転職失敗談や転職活動を行っていて厳しいと感じるポイントを紹介していきました。
履歴書や職務履歴書といった書類関係や面接で前職のことをどのように答え、どのような強みがあるのか説明するのはとても難しいですよね。
そこで次に、第二新卒の転職を成功させる方法について解説していきます。
履歴書と面接対策
履歴書や職務履歴書や面接では対策をしっかりと練る必要があります。
そこで、まず考えなければ行けないのが企業が何を求めているか、前職での経験がこの会社でどう活かせるのかという点だと思います。
企業側の求める人材をよく理解し、前職の経験がこの会社でどう活きるのか具体的に説明する必要があります。
ただ企業分析や自己アピールを難しいと感じている第二新卒の方も多いですよね。そんな方には、客観的な意見が必要となってきます。
エージェントがおすすめ
そういった人には、第二新卒専門の転職エージェントがおすすめだと思います。
エージェントは面接や書類関係の的確なアドバイスはもちろん、自己分析の手伝いや、キャリアプランニングの支援、面接日や入社日の調整も行なってくれます。
第二新卒の転職の悩みを解決してくれるとても魅力的なサービスと言えます。
また、会社を辞めてから再就職を目指すのはうまく再就職できなかった時が怖くてなかなかできませんよね。
そんな働きながら転職活動を行う第二新卒者の人はそんな時間も余裕も無いのが本音だと思います。
そういった方にとっても転職支援をしてくれ、様々な調整の代行をしてくれるエージェントサービスは心強い転職の味方です。
エージェントサービスの中でも第二新卒や若者に特化したサービスである「ハタラクティブ」や「JAIC」といったエージェントを利用すると手厚いサービスで転職を成功させられる可能性も高まるでしょう。
第二新卒の転職活動を厳しいと感じる前に
第二新卒者の転職活動で厳しいと感じてしまう人の多くは、新しい職場探し始めてから現実を見つめ直しています。
第二新卒で将来的にでも転職を考えるなら、厳しい・難しいと思う前に準備を進めて行かなければなりません。
そのためにまずは、転職エージェントに登録しキャリアアドバイザーの方と相談してみるのがおすすめだと思います。
今すぐに職場を変える気がなくても、相談するのは無料ですし随時求人情報をチェックすることで、タイミングを逃さず新しい職場で働きはじめることができます。
また先に、登録することでしっかりと決意を持って転職することができるので登録するのがおすすめです。
みなさんの転職が楽に成功することを祈っています。