第二新卒の地方転職が上手くいく方法とは 2018.02.06
都心部で働いていると、毎日の満員電車が嫌で仕方ないという方は多いです。
人付き合いは薄っぺらいし、職場の人間関係も良くない。
こんな状況で定年まで働き続けるくらいなら、地方に戻って働こうかと考えるのも仕方ないですね。
実は、第二新卒はそんな方が転職するのにちょうどいい時期です。
今回は第二新卒の都心以外への転職について解説していきます。
地方転職のよくある2パターン
地方転職にはUターンとIターンの2種類があります。
まずこれらの基礎知識を身につけてから、考えることが大切ですので、しっかりとその違いを理解しておきましょう。
Uターンとは?
Uターンとは都心部へ働きに出た方が、出身地に戻って再度働くことを指します。
一般的なのはこちらの方です。Uターンをする方には様々な要因があります。
実家の家業を継ぐ、家で親の面倒を見るなどの家庭の事情から、都心部での生活に馴染むことができないなどの生活関連の理由もあります。
第二新卒で戻る場合には、年齢も若いので、地元での人脈を利用して就職する方もいます。
Iターンとは?
Iターンとは都心部で育ち暮らしてきた方が、「都心部の喧騒の中でせかせか働くより、地方でゆっくり働きたい」などの理由で生活を移すことを言います。
最近増えてきており、第二新卒で初めて都心から移動する方もかなりいます。
しかしこの場合、生活基盤や人脈が全くない状態からスタートするので、大変なことも多くなります。
第二新卒がUターン就職する際のポイント
地方転職の種類について理解したところで、次に第二新卒がUターン、Iターンをする際のポイントについて解説していきます。
大切になるのは、都心との違いを、良い点、悪い点を含めてきちんと理解するところです。
地方で働くメリット
どのようなものがあるのでしょうか。よくある理由から、あまり聞かない理由まで紹介していきます。
- 通勤が楽
- 人間関係が充実している
- 家賃や生活費が安い
- 都心よりのんびり働ける
利点として以上のような物があります。
車で通勤するにも、道が空いているので楽ですね。家賃などの生活費が安いというのも生活にあまり余裕がない第二新卒には助かります。しかしやはり一番言われるのは、都心よりゆったり働けるということですね。
これは職場によりますが、確かに都心の大企業で働くよりは自分のペースで働けそうですね。
地方で働くデメリット
確かに良い点も沢山ありますが、悪い点もあります。
比較して、どちらが自分に合っているか考えることが肝心です。
- 給料が安い
- 人間関係が密なので人によっては面倒
- 都心のような便利さはない
都心より基本的に給料は安くなります。しかし生活費は安いので、人によっては以前より生活が楽になる方も多いようです。
人間関係が密になるので、人によってはそれがストレスになってしまう場合もあります。自分はどちらか考えるのが重要となります。
一番ネックとなるのは、すぐ歩けばコンビニがあるような便利さは望めないということです。これは都心での生活に慣れた方には結構きびしいです。
これらの特徴を踏まえた上で、第二新卒の自分にあっているかどうか考えましょう。
第二新卒の地方転職で注意する点
これまでの解説で地方転職についてある程度知識がついた上で、UターンやIターンをしたいという方は、実際に第二新卒が行なう際の注意点について考えていきましょう。以下にて説明していくので、しっかり理解して慎重に第二新卒転職を行いましょう。
倍率が低いからと油断せず準備をする
地方の若者向けの求人、特に中小企業は倍率が低いことが多いです。その理由から、あまり企業分析や自己分析を行わず、面接に向かう方がたまにいます。
しかし高確率で落ちて、後で後悔することになる可能性が高いです。
転職の理由を「地元で働きたいから」という言葉のみにするのはやめましょう。
「地元に貢献したい」などのきちんとした理由を考え、自己分析をしっかり行ってから面接に臨みましょう。
仕事を見つけてから前職を辞める
地方で第二新卒が就職する際に注意する点は、求人数が都心に比べて圧倒的に少ないことです。
特に第二新卒を対象とした求人は少ないです。
なので、きちんと仕事が決定してから、前職をやめましょう。
特にUターンの方は、仕事が決まる前に地元に戻ってしまう方が多いです。
そのような場合、就職先を見つけるまで、収入が途絶えてします。しかし実家で生活はできるので、ついだらけてしまい、転職活動が長引く方も多くいます。
気を付けましょう。
第二新卒の地方転職の決め手はサイト選び
地方転職をする際には特に、サイトやエージェントの選択が重要になってきます。
なぜならサービスによって都心にしか対応していない場合が多いからです。
きちんと自分の住んでいる知識に対応しているかを調べてから、登録しましょう。
サイト内に、第二新卒向けのサイト一覧と対応地域について分かりやすく解説してあるので、興味のある方はご覧ください。
では、都心との違いをしっかり理解した上で、自分にあっているかどうかを考え、きちんと準備を行って転職を成功させてください!