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第二新卒とはいつまでの期間?定義はこれ!

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屋外で佇むスーツ姿の女性

今回は最近注目の第二新卒とはどんなものなのかその定義を解説していきたいと思います。

既になんとなく若い転職者というイメージを持っている方も多いと思いますが、具体的にいつからいつまでの期間を言うのか、またその転職事情など詳しく解説していきます。

年齢など第二新卒の定義とそのメリットを知ることで転職の幅が広がり、より自分にあった仕事を見つけられる可能性も高まります。

第二新卒とは今注目されている人材!

まずは第二新卒とは何なのかという定義や転職業界における評価などからご紹介したいと思います。

第二新卒の定義はこれ!

第二新卒とは、新卒で就職してから数年で会社を辞めてしまった若い転職希望者のことを指します。

第二新卒の定義としては一度就職しているという点が重要になってきます。

そこが新卒で就職しなかったいわゆる既卒との違いです。

また、既卒者との違いなどは「第二新卒と既卒の違いを理解して転職成功!」に詳しくまとめられています。

最近では、新卒の3割が3年以内に退社してしまうと言われるなど20代前半での転職が目立ちます。

第二新卒としての転職が一般的になっているのです。

企業も注目する第二新卒の転職事情はアツい

そこで企業としてもそうした一度社会経験は積んでいるけれどもまだスキルは磨いていない人材を二回目の新卒として雇おうという動きが活発になってきているのです。

一度社会経験を積んでいるために、マナーなどは身につけていますし、会社や働くことに対してより具体的なビジョンを持っているのが第二新卒の特徴であり、利点です。

そのため、企業としても教育コストの低さや、会社に合う人材かどうかが比較的判断しやすいことから積極的に第二新卒を採用しています。また当然、新卒が辞めてしまうので採用をしなければならないという側面もあります。

それだけではなく、近年は求人倍率が安定して2倍を超えるなど、労働市場は売り手市場と言われています。こうした景気回復と人材不足の流れもあいまって20代の転職希望者が注目されているのです。

事実、転職求人などでも第二新卒歓迎とされた求人が多く、転職市場の一つのカテゴリーとして定着しつつあります。

もちろん、おいしい話ばかりではない

説明してきたように、会社としては積極的に第二新卒を採用しようという流れが大きくなりつつあります。ただ忘れてはいけないのが、同時にあなたが会社を数年でやめてしまった人材であるということです。

ですが、会社としてはスキルのない第二新卒をこれから教育するという前提で採用していますから、すぐに辞められては困るわけです。

今度こそ会社に定着してくれるのかという採用企業の不安を払拭できなければ採用されることは難しいでしょう。

なぜ短期間で会社を辞めることになってしまったのかという理由を追求し、また転職先にどうして勤めたいのかということをしっかりと言語化するという2点をしっかり踏まえて採用面接に向かうことが必要になってくるでしょう。

逆にこういった点を意識すれば、第二新卒は決して嫌煙される人材ではなくむしろ魅力的な人材として採用されることができます。

今まで目指せないと思い込んでいたような職種にも転職できる可能性が高いです。

2017.10.04
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いつからいつまでの期間が第二新卒?

では次に気になるのは自分が第二新卒として転職できるかですよね。先程は定義として、「20代」や「若い」という説明をしましたが、具体的に第二新卒とはいつからいつまでの期間を指すのでしょうか。

第二新卒として扱ってもらえる期間は短い

明確に基準が決まっているわけではありませんが、大学を卒業してから2年後~5年後の期間、年齢としては24歳~27歳前後を指すことが多いと言われています。

企業にとっての第二新卒の魅力はなんと言っても若さです。若いからこそ、これから専門的な教育はすればいいと考えられますし、前の会社にあまり長くいなかったからこそ、新しい企業風土にも比較的容易に馴染めるだろうと判断されているわけです。

ですから当然ですが、いつまでも第二新卒ではいられません。年齢が30歳程度になれば経験者として扱われ、専門的なスキルの蓄積を前提としたいわゆる転職になっていくでしょう。

ただ、院卒などで就職が遅かった人は20代後半でも第二新卒として扱われることもあります。

企業によって判断はまちまちでもあります。自分も当てはまるかもと思った方は積極的に転職エージェントなどを利用してアドバイスをもらうとチャンスを逃さないですよ。

悩んでいるならまずは 動いたほうがいい?

もし今の職場に納得していないようであれば早め早めの転職を考えることも大切です。ある企業のなかでスキルを積んでしまえばそれを前提とした転職になり選択の幅は狭められます。

若いからこそできる第二”新卒”としての転職を目指すなら今しかないわけです。

そうは言っても、いつまで第二新卒として扱われるのかという明確な定義は分からないし、転職を決断もできないという方も多いでしょう。

しかし迷っていて時期を逃すのが一番もったいないです。悩む前にまずは行動して無料のセミナーやカウンセリングを受けるべきです。

キャリアパスを考えたり、転職を成功させたりしていくためにもプロに頼るのが賢い行動ですよね。

第二新卒として何度も転職はできない

社会人経験のある年齢の若い転職希望者が必ずしも第二新卒として企業から歓迎されるわけではありません。

ですから、定義だけでなく注意しておきたいですよね。

転職回数が多いと不利になる

たしかに第二新卒の魅力はその若さですが、当然年齢だけでなく転職回数も採用者に見られるのでそこも注意しましょう。

どんな会社も短期間で辞めてしまう人材を雇おうとは思いませんよね。これから教育して会社の戦力になってもらおうという前提で雇う第二新卒の転職ではなおさらです。

明確に転職回数が制限として明記されることはありませんが、現実的に考えて、3回目の転職などは厳しいものになることを覚えておきましょう。

一回目の転職で確実に決めたい!

このため基本的に第二新卒としての利点を活かして転職ができるのは一回目と言われています。

だからこそ一回目の転職をしっかりと成功させることが重要になってきます。

1回目の転職を確実に成功させるためにも、しっかりとキャリアプランを考えることが大切ですね。

第二新卒として転職しよう!

第二新卒とは何なのか、いつからいつまでの期間をさすのか、といった定義はお分かりいただけたでしょうか。

紹介してきたように、若年層の離職率の高まりと、労働市場が売り手市場となるなか、今までフォーカスの当たってこなかった第二新卒でもいい転職が可能になってきました。

今の職場に不満がある、いつまでもこのままの仕事でいいのだろうか、そのように不安に感じるのであれば、まずは第二新卒としての転職をプロの力も借りながら検討することから始めましょう。

まったく新しいキャリアや業界に挑戦できるのが第二新卒の魅力です。もう一度、自分の将来を考え直してみませんか。

2017.07.24
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