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第二新卒で福利厚生が充実した企業に転職!

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カフェテリアの様子

第二新卒で転職する際、業界、職種、給料などをこだわって探す方が多いと思いますが、福利厚生も企業を選ぶ上で大事なポイントの1つです。実際、福利厚生を重視して企業を選ぶというのは、給料に次ぐ2位という結果も出ています。ここではそんな福利厚生について紹介します。

福利厚生の概要

福利厚生とは、社員とその家族の幸福、利益のために設けられている制度のことです。

福利厚生には法定福利と法定外福利の2種類があります。さらに法定外福利はその中から7種類に分けることができます。以下に具体的な説明を述べます。

法定福利

法律で決められた福利厚生絵を法定福利といいます。

厚生年金・健康保険・介護保険・雇用保険・労災保険などが該当します。

福利厚生の中でも基本中の基本といえる福利といえますね。そのため、法定福利に関してはどの企業もほとんど同じ内容です。

法定外福利

企業が独自に儲けている福利厚生を法定外福利といいます。その名の通り、法定外福利は法律で定められているわけではないため、企業ごとに充実の差があります。求人などPRされているような福利厚生のイメージは法定福利でなく、こちらの方ではないでしょうか。福利厚生を知る上ではこの2種類の違いについて理解をしておくことが重要となるでしょう。次のパートで法定外福利の詳細について紹介します。

法定外福利の全7種類

法定外福利は複雑に種類があるため、分類するのは難しいですが、ここでは日本経団連が毎年行ってい福利厚生調査に従って7種類に分類させて頂きます。

①住宅関連

法定外福利の多くを占めているのが住宅関連です。企業が1月あたりにかける法定外福利の平均費用が約25,000円とされいますが、住宅関連の費用はその約半分を占めています。

一般的な制度の例として、住宅手当、持ち家援助、地方転勤時の家賃補助などがあります。

②医療・健康

2015年12月から50名以上の企業でストレスチェックの実施が義務化されたことや、ライフワークバランスについて、社会的な関心が高まりもあり、医療・健康に関する法定外福利の導入は注目度が上がっています。

一般的な制度の例として、健康診断の受診補助があります。

③ライフサポート

少子化対策の観点から行政からの関心、社会的関心も高いのがライフサポートです。特に都心部では働くお母さんをサポートできるような保育の支援に力を入れる企業も増えてきました。

一般的な制度の例として、育児休暇、介護休暇の付与、時短勤務、託児施設の提供などがあります。

④慶弔・災害

祝い事や不幸時に企業から現金付与が受けることができます。

一般的な制度の例として、結婚祝金、出産祝金、弔慰金などがあります。

⑤文化・体育・レクリエーション

一昔前は、社員旅行が人気を博していましたが、現在は、社内での大運動会や、部活動、飲み会での補助金の支給が増えました。

一般的な制度の例として、部活動補助金、イベント開催費があります。

⑥共済会

共済会は社員と企業からそれぞれ資金を捻出して、その中から慶弔付与や福利厚生を提供します。その費用は企業側が給料から一定額を天引きして蓄財してくれます。

一般的な制度の例として、持株会、社内預金などがあります。

福利厚生サービス

ディズニーランド、カラオケ、映画館などの様々な施設やサービスを特別料金で楽しむことができる福利厚生です。休日を有意義に楽しむことを目的に導入された福利厚生です。

ユニークな福利厚生

上記で法定外福利の種類について紹介しましたが、ここでは各企業が独自に出しているユニークな福利厚生についていくつか紹介します。

2駅ルール(サイバーエージェント)

勤務しているオフィスの最寄り駅から2駅圏内に住んでいる社員を対象に、家賃補助を支給する制度です。この福利厚生は株式会社サイバーエージェントで導入されています。

出産祝金(ソフトバンク)

出産祝金を導入している企業はたくさんありますが、ソフトバンクが導入している出産祝金は手厚いと評判です。

その中身は第1子に5万円、第2子に10万円、第3子に100万円、第4子に300万円、第5子に500万円も付与してくれます。

know me!(Sansan)

know me!は他部署で過去に飲んだことがない人と3名以下で飲み会に行くと、参加者1名ずつに補助金を支給する制度です。

merci box(メルカリ)

男性でも産後は8週間の給料を100%保証する制度です。男性にこれだけ手厚い育児手当がある会社は中々ありません。

さいごに

福利厚生の種類について詳しくご紹介させていただきました。

第二新卒としてこれから企業を探す人にとって福利厚生に力を入れている魅力的な企業を探すお手伝いになれば幸いです。

せっかく転職するなら福利厚生が手厚い企業に行って新しい社会人生活を目指してみてください!

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