福岡で働きたい第二新卒必見！第二新卒の転職事情

2018.02.08

まずは、福岡の第二新卒歓迎求人にどのようなものがあるのかという点から紹介していきたいと思います。

福岡は地方ですが、九州地方の中核都市であるということもあり、著名な企業の支店や事業部の求人から多様な中小企業の求人などが集まっています。

第二新卒歓迎という条件だとどのような求人が集まっているのでしょうか。

営業職の求人が大部分

未経験となる第二新卒を歓迎しているのは比較的これからスキルを身に着けやすい営業職ということもあり、福岡勤務の第二新卒歓迎求人のおおよそ半分程度が営業職となっています。

基本的に配属先が希望性となっていて福岡以外の地域と同じ求人で掲載されていることが多くなっています。

また、福岡県は愛知や大阪といった他の地方と較べても人口が増加傾向にあり、福岡市は政令指定都市の中でトップの人口増加率と人気が高まっている地域となっています。

そのため不動産開発も盛んで、不動産の開発関連や仲介業者も福岡事業部を拡大しているので多くの不動産関連の営業職求人が掲載されているのが一つの特徴です。

九州事業全体を担えるところも多い！

また、九州地域をターゲットとした前線事務所であるということも多く九州地域全体の事業を担える可能性も高くなっています。

もちろん第二新卒としての採用であれば、すぐさま大きな決定権を与えられるというわけではないですが、全国規模の会社の九州事業部に関われるのは面白いですよね。

こうした第二新卒歓迎求人は福岡ならではと言えます。

競争率は高め？

それでは次に、転職の難易度を左右する競争率についてです。

福岡県内の求人倍率は全国平均よりも低くなっており、人材不足があまり深刻でない地域と言えます。当然1倍以上の求人率ではありますが、全国と比較すると簡単ではない地域なのです。

地方の中では仕事も求人も多い地域なのですが、人もそれと同様に集まっているのでなかなか競争率が下がらない状況にあるようです。

一方で福岡県だと建設業界や自動車関連の求人は非常に多く、全国と比べても求人倍率が高いので競争率が低い転職先と言えます。

また、求人が全国区で掲載されており地域ごとの具体的な採用数などが分からないのも特徴と言えます。そのため、企業の採用プロセスが非常に丁寧に行われていてもしすごく良い人がいたら採るというような採用をしている可能性もあるのです。

そのため、競争がなくとも採用されるのが難しいというケースもあるでしょう。

このように、魅力も多いですが難しい点もある福岡の転職事情を踏まえ、実際に福岡で転職するのであれば知っておきたい転職を成功させるコツをご紹介したいと思います。

転職ノウハウの収集が大切

第二新卒に特化したエージェントなどを利用すればノウハウも知れるし書類添削も面接対策もしてくれるし心強いですよね。

ただそうしたエージェントは東京だけで展開されているということも多いのが実情です。

福岡で転職するとなると、30代なども含めた一般向けの転職エージェントだけでしょう。そのため、第二新卒ならではノウハウを教えてもらったり、悩みを相談したりするのは難しくなっています。

だからこそ、自分でノウハウを収集するのが大切になります。今は大阪や東京で働いているという方であれば、第二新卒向けに開かれているセミナーなどに参加するのが賢い選択といえるでしょう。

また、今も福岡に住んでいるという方はハタラクティブなどの20代を専門に支援している転職サービスのwebサイトに転職ノウハウが紹介されているので読み込んでおくとよいですね。

転勤の可能性に注意！

もちろん福岡県に本社がある会社の求人という場合もありますが、多くが複数の地域に営業部を持っていて全国区で求人を掲載しているというものが多いです。

ですから、勤務地の希望が確実に通るのかというポイントはもちろん転勤の可能性もしっかりとリサーチしておくのが大切です。

そうしないと、せっかく福岡県で働き始められたのに他の地域に飛ばされるといったことになってしまい転職失敗になってしまいます。

年収だけにとらわれない

これは、東京や大阪から転職する人に意識していただきたいポイントです。平均年収で考えても、大都市圏と福岡では違いがあります。年収が下がってしまう可能性は十分にあるのです。

ただ、それだけで福岡で仕事を探すべきではないとは言えません。物価の違いや通勤の便利さなど大都市圏とは違う形でQOLを高められるからです。

例えば、東京で仕事をする時、電車15分で通勤できる場所を探したら家賃が高くなってしまいますよね。ですから、総合的に条件を吟味して考えるのが大切ですよ。

福岡は近年人気が高まっている地域ですし、第二新卒を歓迎する求人の種類や量も多いおすすめの地域です。

転職ノウハウの収集や企業リサーチをしっかりとすれば第二新卒として新しいキャリアに挑戦することも難しくないでしょう。