TOP > 職種別転職ガイド > 第二新卒としてSEに転職する方法を徹底解説

第二新卒としてSEに転職する方法を徹底解説

このエントリーをはてなブックマークに追加
パソコンを持つ男性

エンジニアに憧れがあったという方や、今もSEとして働いているという第二新卒の方は転職先としてSEを考えている方も多いのではないでしょうか。

このページでは、第二新卒がSEに転職することはそもそも可能なのか。

どんな人材がSEに向いているのか。どの転職サービスを利用すべきかなど第二新卒の疑問にとことんお答えします。

今なら未経験の第二新卒からでもSEになれる理由

SEと聞くと第二新卒には敷居が高い職種のように感じている人も多いのではないでしょうか。

まずは、第二新卒なら未経験からでもSEに挑戦できる理由をご紹介したいと思います。

SEは人手不足が深刻だから

日本全国で人手不足が深刻になっていると言われていますが、その中でもSEの人手不足は深刻な問題になっています。

即戦力となるような人材は年収1000万でも十分に集まらないという状況になってきているのです。

そのため、未経験の第二新卒や新卒を教育しようという企業はどんどんと多くなってきています。

今なら未経験でもSEに挑戦できるというわけです。

第二新卒歓迎のSE求人はたくさんある

第二新卒でも歓迎されると言われても、まだ疑っている人もいると思います。

次に具体的にどれくらいの求人が掲載されているのか紹介していきたいと思います。

大手転職エージェントである『doda』で170件以上、また最大級の転職サイトである『リクナビNEXT』で100件以上、第二新卒など20代の転職に強い『マイナビジョブ20's』で120件以上となっています。

規模の大きなサービスであれば公開求人だけで100件はあるとみて良いでしょう。

また、エージェントサービスであればこの倍以上の非公開求人がありますから、第二新卒が目指しやすい職種と言えますね。

未経験から年収400万円に

実際に転職を意識するとなれば年収も大事なポイントですよね。

先ほども紹介したような転職サイトやエージェントの求人を見ていると350万円~400万円という求人が非常に多いようです。

また、3年目の給与例として800万円近い給与を提示している求人も多いのでこれからの年収アップも期待できます。年収面が不満という第二新卒の方にはとても魅力的な転職先ですよね。

また、インセンティブ報酬の仕組みを導入している会社も多いので、働きに応じてしっかりと評価されたいと考えている第二新卒の方にもSEはおすすめです。

ただし勤務地は主に首都圏

未経験からでもSEに挑戦できるとご紹介してきましたが、基本的に勤務地は東京など首都圏なので要注意です。

全国区の求人を扱っているエージェントであっても半分以上が首都圏となっています。また、東京周辺の求人しかあつかっていないという第二新卒特化型エージェントも多いです。

SE転職を成功させる人物像や経験

もちろん第二新卒としての転職であれば、完全にSEとしてのスキルを備えていけないということはありません。しかし、企業としても教育する価値のある人材かどうかを見極めたいところです。

具体的に、第二新卒歓迎のSE求人を掲載している企業はどのような人材を求めているのでしょうか。

PCに親しんでいること

一言にSEといっても、企業のシステム保守からアプリ開発、web開発などさまざまな仕事があります。しかし共通しているのが、PCからは逃れられないことです。

たとえ今、プログラミングスキルなどを持っていなくてもこれから身に着けていかなければなりません。PCの設定とかよくわからないといったいわゆる機械音痴には難しい仕事といえるでしょう。

実際に求人を見てみても、「Server/NWに興味がある方」、「ワクワクした気持ちをもってIT業界デビューいただける方」というような人物像が望まれています。

SEとして成長できる人材であることをしっかりと採用者にアピールしなくてはいけません。

納期に追われた経験があると有利

SEは基本的に納期に追われる仕事です。決められた期限までにクライアントにシステムを提供できなければ会社として賠償金を払わされるなんてこともあります。

ですから、納期に向けて進捗を自分で管理できる力が必要とされます。

納期に向けて計画的に仕事をしてきた経験があるとSEとしての仕事に適応できますよという強いアピールになるでしょう。

イレギュラーに対応した経験も有利

SEの仕事はイレギュラーがつきものです。急にクライアントから要望がかわりシステムの設計が変わってしまったようなケースや納期の前倒し、他のチームでの遅れなどイレギュラーな状況になり仕事の計画を乱されることも多いでしょう。

そうした際に柔軟に対応できるかどうかも、SEとしての素質と言えます。計画性がないと務まらない仕事であると同時に、一度たてた計画に固執しない性格も求められているのです。

そうした経験をアピールすることによって企業にSEとして教育する価値のある人間であると判断されることも増え、転職を有利に進められるでしょう。

チームで仕事ができること

SEの仕事は基本的にチームプレイです。当然一人ですべてのプログラムを完成させることはできませんから、自分のタスクをこなしながらも周囲を手伝い、全体のスピードを落とさないように協力するということが求められます。

実際に掲載されている求人を見ると「人と関わるのが好きな方」や「多くの人とお話しながら仕事ができる明るい方」というような人物像が求められています。

面接などの際に、自分が頑張った経験をアピールするよりも、周囲と協力して難題を突破したような経験をアピールするとよいでしょう。

学習意欲もアピールポイント

みなさんは、即戦力のSEとして雇われるわけではなくこれから教育する未経験の人材として雇われるわけです。ですからしっかりとスキルを習得していける人材だとアピールしたいわけです。

実際の求人を見ると「自身をより成長させたいと考えている方」や「新しいことに挑戦したいと考えている方」といった人物像が求められています。

しっかりと積極性を伝えていくことが転職を成功させる上で大切になってくるでしょう。

またこうした学習意欲はSEとしても非常に重要です。日々新しいプラットフォームや言語が登場する中で、SEは自身のスキルを最新に保っていく努力が必要になります。

そうしたSEとしてトレンドにキャッチアップする素質をアピールするという意味でも大事なポイントになるのです。

第二新卒がSE転職に利用すべき転職サービスとは

SEに転職したいとは思っていても第二新卒に特化した転職エージェントを利用すべきか、それともIT業界に特化したエージェントを利用すべきか悩んでいる方も多いかと思います。

そこで、次に第二新卒の方がSEを目指すのであれば是非利用したいおすすめの転職サービスをご紹介していきたいと思います。

IT業界特化型はおすすめできない?

クリエイターやエンジニア、SEなどIT業界に特化した転職エージェントもありますが、第二新卒にはおすすめできないのが実情です。

即戦力となるような人材を求めている場合が多く、業界未経験では求人を紹介してもらえません。

今もエンジニアとして働いているという方であれば、利用可能ですがサポートという観点ではあまり期待できないでしょう。

まずは大手サイトに登録

求人数だけでいうと、第二新卒特化型エージェントよりも大手転職サービスのほうが豊富で魅力的です。

まずは、『リクナビNEXT』などに登録しておくと好条件な求人を逃さずに済むのでおすすめです。

大手サービスを利用する時は、第二新卒ならではの転職ノウハウを自分で習得しておくのが転職成功へのキーポイントになります。

このサイトでも多くの第二新卒向け転職ノウハウをご紹介しているので、活用してください。

必要に応じて第二新卒特化型も利用

大手サイトで上手くいかないと感じた時は、第二新卒に特化したエージェントとして人気急上昇中のハタラクティブ』に登録するのがおすすめです。

ハタラクティブはIT業界特化型エージェントとして最も人気のあるレバテックキャリアというエージェントと同じ会社が運営しています。IT業界との繋がりが強いので好条件なSE求人が期待できます。

そして何より、第二新卒特化型だからこその手厚いサポートも期待できます。SEを目指す第二新卒にもってこいのエージェントと言えます。

第二新卒からSEに挑戦しよう

ご紹介してきたように、第二新卒からSEを目指すことは十分可能ですし、これからのキャリアアップを考えても魅力的な転職先です。

少しの適性さえあれば、第二新卒のSE転職に合った転職サイトやエージェントを活用して転職を成功させることも難しくないでしょう。

みなさんがSEとして新しいキャリアに挑戦できることを願っています。

関連する他の記事

失敗例から学ぶ後悔しない第二新卒の転職方法
第二新卒の転職が失敗すると思っている人も多いのでしょう。このページでは転職を後悔している人たちの体…
第二新卒の転職に学歴が必要ってホント?
第二新卒としての転職に学歴は必要なのでしょうか。必要になる場面や学歴不問で採用されることが難しくな…
第二新卒に人気のハタラクティブが人材、広告、IT業界に強い理由
20代の転職に強い転職支援サービス、ハタラクティブ。未経験の第二新卒の転職に強い理由とは。
20代で二回目の転職は無理?第二新卒が知っておくべきポイント
20代で二回目の転職を目指すのは無理だと思っていませんか?第二新卒ならそうした不利な転職も成功させら…
ページ上部に戻る