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第二新卒の転職を成功させる履歴書・職務経歴の書き方とは?

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履歴書とキーボードと黒い手帳

第二新卒の転職において履歴書は採用担当者の第一印象を決める重要なものです。

例えあなたが優秀で魅力的な人であっても、だめだめな履歴書しか書けなければ選考に進むことなんてできません。

今回は第二新卒の転職での履歴書のポイントについて解説していきます。

履歴書を書くときに意識したい4つのポイント

まずは、履歴書や職務履歴書を書く際に注意したい4つのポイントから紹介していきたいと思います。

とにかく丁寧に!誠意をアピール

第二新卒の転職活動は、スキルや能力を元にした転職というよりもポテンシャルを訴えるのが大切になってきます。

ですから、新卒の就職活動と同様に丁寧に書くことが大切になってきます。

字が汚い人としては手書きの履歴書に悩まされたくないという人も多いでしょう。

そんな方はボールペン講座でも受けなければならないのかというとそうではありません。

実際のところ字の良し悪しはそこまで重要ではなく、丁寧に書いたことを相手に伝えることができれば大丈夫です。

丁寧に書いたかというのは、たくさんの応募書類を読んでいる採用担当者からはわかってしまいます。

細かな字の癖などを見ている人もいるくらいです。

字が綺麗なのと丁寧なのは似ているようで異なります。

字の綺麗さに自信がない人でもできるだけ丁寧に書きましょう。

各種書式は確実に規定に合わせる

履歴書を作成する時は、各種書式や規定をきちんと確認しておきましょう。

第二新卒ともなると、ビジネスマナーを知っていてい当然と思われています。

新卒就活の際に許されていたようなミスでも、第二新卒の場合は許されません。

もう1度正しい書類の作成方法を見直しておきましょう。

間違えてしまいがちなのが西暦と和暦です。

もともと書類に記載されているのが和暦でしたら、すべての歴は和暦で書きましょう。

和暦で書くことが一般的ではありますが、ついつい見逃してしまいがちなミスなので注意が必要です。

証明写真も思っている以上に大切!

履歴書の写真はその人の第一印象を決めるとても重要なものです。

第二新卒ともなると、社会人としての身だしなみがきちんとしているかということも重要視されます。

いい証明写真にするための細かなポイントがいくつかありますが、それはプロに撮ってもらわなければ気づかないでしょう。

駅やスーパーにある証明写真機で撮ると安上がりではありますが、その分転職のチャンスを逃しているという認識を持ちましょう。

最近の写真屋さんは写真だけでなくデータもくれるので、使いまわすことを前提にちゃんとした設備で証明写真を撮りましょう。

また、証明写真には有効期限のようなものが決まっており、最大6ヶ月以内のものでなければならないと決まっています。

第二新卒の方の中には新卒就活の時の証明写真を使ってしまう人も多いですが、案外人は6ヶ月でも表情は変わってきます。

特に社会人になって苦労することが増えればその変化も大きいでしょう。

第二新卒が転職をする場合は写真と自分の姿にできる限りギャップがないように、心機一転の意味も込めて証明写真を撮り直しましょう。

空欄は極力作らないようにしよう

履歴書を書く時はできる限り空欄を作らないようにしましょう。

空欄が多いだけで、志望度が低いと思われてしまう場合があります。

第二新卒となると、職歴の欄に書くことがなく、空欄になってしまいがちです。

そういう場合は、行っていた業務はどのようなものだったのか、どういった研修を受けたのかといったことを記入するようにしましょう。

必要ないと思うようなことでも、思いもよらないところで採用担当者の興味を惹くことはあります。

空欄にしてチャンスを捨ててしまうのではなく、自分がアピールできることは積極的に記入するようにしましょう。

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職務経歴では社会人としての経験をアピール

数年の社会人経験ではたいした成果や実績もないし、職務履歴に何を書いたらいいのかわからないという方も多いでしょう。

ですが先ほど紹介したように、空欄を作ってしまうのもよくないですよね。

そこで次に第二新卒が職務経歴に書くべき内容についてご紹介します。

新人研修もしっかりアピール

第二新卒が近年企業から注目されている理由は、社会人経験や新人研修を通じて最低限のマナーなどを既に習得していると考えられているからです。

つまり、第二新卒としては新人研修などを通じて基本的なビジネススキルを学んだということはしっかりアピールしておきたいのです。

自分が新入社員んとして叩き込まれたことを書き出して、もれなく伝えられるとよいでしょう。

新人研修など学んだことをしっかりと伝えられることは自分の学習能力の高さや貪欲さをアピールすることにもつながります。採用担当者の目にもとまるでしょう。

結果ではなく過程に注目して伝える

入社から2年目、3年目ではまだまだ上司からの指示のもと仕事をすることも多いですし、輝かしい結果を職務履歴書に書くのは難しいですよね。

ですから、そうした実績といった結果ではなく自分がどのように仕事に取り組んできたかという過程に注目して、アピールしましょう。

自分で試行錯誤しながら前向きに仕事に取り組んできたことをアピールできれば、新しい会社でもこれから成長してくれるだろうと思ってもらえます。

このように職務経歴で社会人としての経験や成長をアピールすれば、スムーズに転職することも難しくないでしょう。

志望動機はわかりやすく伝えよう!

第二新卒の履歴書において志望動機はとても重要なものです。

志望動機を的確に伝えられるかということで、採用担当者に印象付けをすることができます。

基本的になぜこの会社でなければならないのか、どんなことをしたいのかということをきちんと盛り込みましょう。

また、志望動機には自己PRも積極的に盛り込みましょう。

自分の長所を積極的にアピールすることで、自分を採用したほうがいい理由をきちんと伝えられるようにしましょう。

個人的なことは趣味・特技欄に書こう!

履歴書には趣味・特技欄がありますが、こちらも空欄にしないようにしましょう。

できれば面接で話せるようなことを盛り込めるといいですね。

仕事以外のことを記入することによって、自分がどんな人間なのかということをイメージしやすくしましょう。

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第二新卒の転職は履歴書で決まる!

第二新卒の転職は履歴書で決まるという気持ちで挑みましょう。

いくつもの企業に応募する場合は作りおき、使い回しになってしまいがちです。

しかし、履歴書1枚1枚を丁寧に書いたほうが、どんどん書くこともブラッシュアップされていきますし新たな発見もあるでしょう。

新卒就活の時とは違い、第二新卒の転職の場合はフレッシュさを武器にするのが得策ですがそれだけではいけません。

応募書類などでは、ビジネスマナーなどをきちんと理解していることをアピールし、社会人としての基本力を見せるようにしましょう。

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