第二新卒が転職を成功させる自己PRのコツ 2017.09.07
社会人経験があるとは言っても、数年間の職務経験じゃスキルはアピールできないし自己PR欄に何を書いたらいいか分からない、という第二新卒の方も多いのではないでしょうか。
そもそも第二新卒を採用する企業がどんな人材を求めているのか分からないという方が多いと思います。
そこで、このページでは第二新卒がスムーズに採用されるための自己PRのコツを詳しく解説します。
採用担当者にウケる!第二新卒のアピールポイント
第二新卒を積極的に採用する企業が増えてきていますが、そうした企業はが第二新卒を採用するメリットは何なのでしょうか。
第二新卒の人は、一見すると仕事が長続きしないような人にも見受けられるというデメリットがあるとも思います。
採用する側の人の気持ちに立って考えることで自分に何を求められているか、そして採用者にウケるアピールポイントを知ることができます。
ここでは、採用側が第二新卒の転職者に対してどういったことを求めているのか説明していきます。
仕事に対する熱量やポテンシャル
第二新卒を採用する企業が求職者に求めているのは、経験やスキルではなく仕事に取り組む熱量やポテンシャルです。
そのため、前職での結果を聞きたいのではなく目標を達成するまでの過程や普段の仕事への姿勢です。
もちろん、経験があり結果も出している人企業側も大歓迎なこと間違いなしですが。
新しい職場でこれからどんな風に働いていきたいのかを説明して積極的な姿勢をしっかりとアピールしたいですね。
柔軟さもアピール
また、以前の会社に勤めいた会社の年数がそれほど経過していないことから、転職してもこの会社のやり方をちゃんと受けいれてくれると考える企業もあります。
人間関係や仕事においても、第二新卒は新卒よりも早く慣れてくれるというのが第二新卒のメリットと考えている企業も多いです。
第二新卒という若い転職人材だからこそ柔軟に会社に馴染めることはアピールしたいポイントですね。
そのため、前職にやりがいを感じなかったから退職したなどのマイナスの発言は避けたほうが良いでしょう。
ビジネススキルもしっかりアピール
企業にとっての第二新卒の一番の魅力は、基本的なビジネススキルを備えているという点です。
その分、ジネスマナーなどにかかる教育コストを削減できるというわけです。
ですから、パソコンスキルや電話対応の経験などもバカにせず必ずアピールしておきたいポイントです。
後はコツを抑えて自己PRを書くだけ!
企業の採用側が、どういう自分を求めているかわかれば、アピールすべき内容を自分に当てはめていくだけで自己PRの大枠は見えてくると思います。ただ、いくつかのポイントを意識することでより良いものになります。
そこで、次にそうした書き方のコツをご紹介したいと思います。
具体性を常に意識しよう。
履歴書上では誰でも自分を良く見せようとポジティブな見方を書き並べますよね。当然のことだと思います。
ただ、採用担当者からすれば抽象的な自己PRはただ書いてるだけなのではないかと疑ってしまいます。
「常に向上心に溢れ、主体的に行動できます」なんて言われても嘘くさいですよね。自己PRを書くときは実際の経験と織り交ぜながら具体的に書かないと意味がなくなってしまうのです。
採用担当者に信じてもらうためには、具体性を意識しましょう。
自分の強みはいくつもアピールしない
自分自身の強みを具体的にアピールするのは当たり前ですが、いくつも強みを出してアピールするのは、あまりよくありません。
いくつもアピールできることはとても素晴らしいことですが、最も自身のある強みを1つだけアピールすることで説得力が高まります。
複数の強みをアピールすると結局何が強みなのかわかりづらくなってしまいますし、一つ一つが抽象的になりやすくなってしまいます。
経験、スキルや資格などアピールできるところから1番自信のあるものに絞りって、応募企業が求めている人物像に合う自己PRを書きましょう。
客観的に自分の強みアピール
採用する企業側としては、もちろんあなたのこれまでの実績や経験などを判断して採用することになります。
そのため、仕事に対する熱量だけをアピールしても転職を成功させることは厳しいと考えられます。
具体的に自分が以前の業務などをどのくらいの量、どれだけの時間でこなしていたのかなど具体的に数を示すことで、どのくらい会社に貢献できるのか判断することができます。
その客観的にわかるアピールポイントを企業の求めている強みに重ねることで転職成功につながる確率は飛躍的にアップします。
自己PRは転職を成功させるカギ
仕事への熱意やポテンシャルだけではなく、パソコンスキルや基本的なビジネススキルなども第二新卒としてはしっかりアピールしておきたいポイントだとお分かりいただけたでしょうか。
第二新卒が多くの会社から歓迎されるようになったとは言っても、自己PRができなくてはスムーズに採用されませんよね。
今回ご紹介した具体性やポイントを絞った自己PRを意識して作成するようにしましょう。